--------------------------------------------------------------------------------
<本日のお話> 平成30年8月31日 (第1658号)
自らをオーバーヒートさせない方法
株式会社カレッジ 代表取締役 紀藤康行
---------------------------------------------------------------------------------
◎本メールマガジン(未来習慣)は、
*『7つの習慣』のフランクリン・コヴィー・ジャパン 正規代理店
*米Gallup社 公認ストレングスコーチ
として人材育成に関わる著者が、
7つの習慣や体験談を元にした、「人生にちょっと役立つ考え方」を通じて、
------------------------------------------------
皆さまの1日を5%元気にする
------------------------------------------------
ことを目的とし、1600日以上にわたって毎日お届けしている、
500社2500名が購読するビジネスメルマガです。
熟読するも読み流すも、自由な形でご活用下さい。
★紀藤康行プロフィール
https://www.future-habits.jp/profile/
--------------------------------------------------------------------------------
(本日のお話 2283字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は3件のアポイント。
ならびに夜は友人の経営者が講演する
「理念浸透のさせ方」がテーマのセミナーに
参加してまいりました。
自分が持つものと違う切り口で、
大変面白いお話でした。
*
また、夜帰ってからはいつものごとく、
妻(会社のメンバー)と共に、
9月末までの目標の進捗について、
「今日やるべきことを"完了"させられたかどうか?」
の報告会。
(やっぱり暑苦しい、、、)
しかしながら、
「詰めない」&「責めない」&
「どうすれば、明日より良くなれるかだけ考える」
というルールで話をすると、
「目標についての語り合い」のようなものも、
楽しくなるものだな、と実感しています。
人は、何かを達成すると、
大なり小なり嬉しい生き物ですから、
「お互いつつき合うリズム」が大切なのだろうな、
と思った次第です。
◼︎さて、本日のお話です。
上述にもお伝えしたように、
また世に広く言われるように
「目標」
というのは、何かを成し遂げるために
とても大切なことです。
ケネデイ大統領が1960年代に、
「人類を月に到達させる(ムーンショット)」
という『目標』を立てなければ、
その偉業はなし得なかったように、
私たちも、『目標』を立てるから、
「向こう側」に引力が発生して、
引っ張られはじめるのです。
『目標』を立てるから、
「いつもの現状」→「ありたい理想」
に、引き寄せられ、現実にすることができる
それが『目標』が持つ性質である、
と私は思っています。
*
しかしながら、同時に、
”高らかに掲げた「目標」は、
時にプレッシャーとなり、リスクにもなる”
というのも、また一つの事実。
ですから、
『「目標」に向かう最適なパワーバランス』
があると思うわけです。
今日は、そのことについて、
思うことがありましたので、皆様に
ぜひご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【自らをオーバーヒートさせない方法】。
それでは、どうぞ。
◼︎常に本気で生きる。
一日一生で、全力投球で、
365日24時間駆け抜ける。
常にフルパワー、限界まで追い込む。
毎日が松岡修造さん。
、、、
もしそんな毎日で過ごせたら、
きっとそこから生まれる「成果」「成長」は、
とてつもないものがあるでしょう。
*
しかし、正直な話、
「毎日本気で頑張る」
は理想かもしれないけど、
100人中、100人ができるとは限らない、
とも思うのです。
あるいは、実際そう追い込み続けると、
一つのリスクが生じるのでは、
とも感じるのです。
そのリスクとは、
『追い込みすぎてオーバーヒートする』
というリスク。
◼︎実際、私自身の体験で、
こんなお話がありました。
新卒で10数年前に入社した、
ある飲食店のチェーン。
そこでは、
「死ぬ気で働け」
的なメッセージがありました。
(今ではだいぶ時代錯誤ですが、、、汗)
しかし当時、純粋ですから、
毎日、日々のマネジメントも日々の掃除も
「全て100パーセントでやらねばいけない」
と心底思っていました。
しかし、それはそうとして、
時には週末などお店が混雑して
お店のクローズが朝7時になる。
そして、次の日は朝10時から仕事が始まる。
2時間しか寝られない、、、
という日もあるのです。
でも、「本気で働く」のだから、
その翌日も100パーセントでやらないといけない、
とすると、心と身体が悲鳴をあげるわけです。
それでも自分にムチを打って頑張リ続けたら、
ある時、ふと心と体が
「ポキリと折れる音」
が聞こえたのでした。。。
(そして働けなくなってしまいました、、、)
■その時、頭をよぎったこと。
それが、同時30代半ばの元ホストをやっていた、
チャラい雰囲気の店長に言われていた、
「紀藤さ、、、、。
抜くとこは抜かないと、長持ちしないんだよ」
という言葉でした。
当時、その言葉に対して、
「手を抜くなんて、、、許せん!」
と内心思っていたのを思い出しましたが、
今思えば、それにも理由があり、
「抜く時に抜く、というの言葉にも、
意味があったのかもしれない、、、」
と気づいたのでした。
◼︎今は、「脳」と「生産性」。
「心」と「生産性」の関係が、
だいぶ明らかにされてきました。
「追い込む」のではなく、
『自分の心身の状態を、できるだけ高い状態に保つ』
ことが、
仕事のパフォーマンスに繋がるという研究も、
増えてきています。
そのためには、
『「目標」に向かう最適バランス』
を意識する事が重要なのでしょう。
■常に100点を毎日とろうとすると、
”追い込みすぎる”、または、
”やりきれなかったと自分を責める”
となるかもしれません。
しかし、そうして、
自尊心を傷つけ、自己効力感を失っても、
それで生み出されるものはないのです。
だから言ってしまえば、
『毎日100点でなくて良い』
くらいの考えをベースに持つことが大事である、
そう思うのです。
*
ハンドルの「あそび」のように、
ある程度の余裕を持つ。
そうすることで、
張り詰めたゴムがちぎれるごとく現象を防ぎ、
”長持ちする自分”に繋がるはず。
そうすると今日だけでなく、
明日も、明後日も、1週間後も、
高い巡航速度を保てることになります。
瞬間最大風速で、
嵐のように吹き抜けるより、
”安定して、できるだけ速く走り続ける”
ほうが、成果を求める上でも、
目標を達成する上でも、ずっとずっと重要である、
そのように思います。
■だからこそ、
・今日は100%やり切る日
・今日は70%できればOK
・今日は30%で大丈夫
というように決めて、その中で、
『70点以上をキープする』
という姿勢でいればよい、とする。
そういった心の持ち方こそが、
実は長期・継続的な成功のために、
大切なことではなかろうか、
と感じたのでした。
■息切れして完走できないマラソンより、
粛々と歩み、きちんと走り切るマラソンを目指す。
ということで、
【常に全力でなくてよい。
100%の日、70%の日、50%の日を決め、
平均巡航速度を高く保つこと】
ことが、
『自らをオーバーヒートさせない方法』
であり、
『継続的に成果を生み出す方法』
である、そにのように思った次第。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
========================
<本日の名言>
どうして自分を責めるんですか?
他人がちゃんと必要な時に攻めてくれるんだから、
いいじゃないですか。
アインシュタイン
========================
<編集後記(お知らせ)>
以前、私が「ビジネス専用ボイトレ」を受けた、
秋竹先生が、久方ぶりのセミナーをやるそうです。
【声はすぐに変えられて、仕事の成果に直結する!
――動画再生10万回突破記念『1分間声トレ』セミナー 9/11】
https://akitake180911.peatix.com/
秋竹先生は、TV出演多数、3万人250社の経験があり、
引っ張りだこの講師で。あまりこういうイベントはやられないそうです。
ですので、
・声に課題を感じる
・正しい発生の仕方を知りたい
・いい声になりたい
という方は、ぜひ参加されてみて下さい。
成果に繋がることは、生徒である私で実証済みでございます。
※お申込み・詳細はコチラ ↓↓
https://akitake180911.peatix.com/
<皆様のご感想お待ちしています!>
ぜひ、率直なご意見など、
皆さまのご感想、ぜひお聞かせください。
皆様の言葉が、力になります。
ご感想・ご意見は、ぜひ、こちらまで。↓
https://goo.gl/forms/n7AoHT0xVK3ICcdz2
==========================
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
1日を5%元気にするメルマガ「未来習慣」 facebookページ
https://www.facebook.com/futurehabits/
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
■□ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー□■
株式会社カレッジ
代表取締役 紀藤 康行
〒102-0074 東京都千代田区九段南1丁目5-6 りそな九段ビル5F
Tel:03-6403-9297 Mobile:080-4795-8424
E-mail:
kito@c-courage.co.jp
*『7つの習慣』のフランクリン・コヴィー・ジャパン 正規代理店 *
* 米Gallup社 公認ストレングスコーチ *
■□ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー□■
【メール配信について】
メルマガの登録・配信停止は、お手数ですが以下URLよりお願いします。
※メルマガのご登録はこちらから
⇒
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=HSfoIRnMfw
※メルマガの配信停止はこちらから
⇒
https://1lejend.com/stepmail/delf.php?no=HSfoIRnMfw