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<本日のお話> 平成30年8月25日 (第1652号)
学びの場での「持ち帰り感」を最大化するポイント
株式会社カレッジ 代表取締役 紀藤康行
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(本日のお話 1561字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日金曜日は、2件のアポイント。
並びに、夕方からは極真空手の稽古でした。
空手をはじめてもうすぐ1年。
1ヶ月に1度の練習ですが、
それでも粛々と続けると、ちょっとずつ、
強くなってきたな、と感じます。
継続は力なり、ですね。
*
さて、本日のお話です。
本日土曜日、先程まで、
今人材開発分野において、
話題になっているテーマでもある
『マインドフルネス』
についてのカンファレンスに参加してきました。
ヤフー、SanSan、パナソニックのグループ会社など、
有名な会社も「マインドフルネス」を企業研修に
取り入れ始めているそう。
場合によっては怪しい、
と思われがちな「マインドフルネス」というキーワードですが、
実際にデータをとってみると、
”生産性向上”に、かなり深く関わっている
分野であることが、リアルにわかりました。
、、、
マインドフルネスで学んだお話は、
ぜひお伝えしたいところなのですが、
今日は、こういった
「セミナー」
に参加するにあたって、
個人的に強くおすすめしたい、
ある”こだわり”があります。
題して、
”セミナーの「持ち帰り感」を
最大化するためのポイント”
といたします。
本日は、その話について、
皆様のご参考になるかと思いましたので、
思うところをご共有させて頂きたいと思います。
タイトルは、
【”学びの場”での「持ち帰り感」を最大化するポイント】。
それでは、どうぞ。
■研修、セミナー、勉強会。
実際、私自身参加するときも、
または、主催するときも、
必ずと行っていいほど、
よく目にする現象があります。
それは、
「前の席ほど、埋まらない」
という減少。
■もちろん、アイドルや、
超有名人であれば違うのでしょうが、
こと「学びの場」においては、
「前の方に座ると、気が抜けない」とか、
「講師に当てられそう」とか、
「絶対、寝られない、、、」
となるのでしょうか、
だいたい最前列(特に真ん中の)2列くらいは、
最後までガラガラ、ということ、
結構あるな、と感じます。
特に、会社から言われて参加された研修などは、
99%そうだと言っても過言ではないでしょう。
■しかしながら、
どんな参加の理由であれ、
”せっかくの自分の貴重な時間を
使って参加している”
のであれば、
「得られる物が多い」ほうが、
自分にとってもプラスじゃないか、
と思うのは、私だけでしょうか。
*
もし、多少なりとも、
その考えに共感をされるのであれば、
”学びの場”での「持ち帰り感」を最大化するポイント
があると思っています。
それは、
【最前列に座ること】
(右でも、左でも、真ん中でも可)
これに尽きます。
■それはなぜか。
理由は、
『講演者のエネルギーを一番感じられるから』
ということ、そして、
『他の参加者に気を取られずに済むから』。
ざわざわした環境で仕事をしようとしても、
人は無意識に色々な情報を集めてしまいます。
視界に入っているもの。
耳から聞こえてくるもの。
嗅覚で感じるもの。
、、、
意識していなくとも、
”頭のCPUメモリ”を、
間違いなく消費しています。
だから、他の参加者は、
できるだけ視界に入らないほうが、
100%講演者に集中することができる、
私は、そのように思いますし、
実際、最前列だと他の参加者の顔色が気にならないので、
質問もしやすくなります。
(後ろから質問をして、一斉に振り返られると、
やっぱり緊張します)
■何かに集中したいときは、
ノイズを徹底的に省くことです。
だから、
セミナー参加で元が取りたければ、
『最前列に座ること』
です。
同様に、勉強するときは、
騒々しいカフェでなく、静かな場所です。
机が散らかっていてもダメです。
動いている人が視界に入るなど、もってのほか。
ノイズは意識していなくても、
頭脳を奪うのです。
ノイズを最小化し、そして
「学びの歩留まり」を高め、
「持ち帰るもの」
を最大化していきたいものですね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<本日の名言>
20歳だろうが80歳だろうが、
とにかく学ぶことをやめてしまったものは老人である。
学び続ける者は、頭を若く保つことだ。
ヘンリー・フォード
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<編集後記>
マインドフルネス、奥が深そうです。
どんな分野でも、深掘ってみないと、
その真髄はわからないものだな、と思いました。
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