配信日時 2018/08/10 08:05

せっかく努力をするなら、「世に貢献出来る努力」をすること【未来習慣】

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<本日のお話> 平成30年8月10日 (第1637号)


せっかく努力をするなら、「世に貢献出来る努力」をすること


株式会社カレッジ 代表取締役 紀藤康行

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(本日のお話 2032字/読了時間2分半)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は2件のアポイント。
ならびに社内打ち合わせなど。



さて早速ですが、本日のお話です。

最近よく叫ばれている、
人事系のキーワードに、

「働き方改革」や「社員エンゲージメント」

というものがありますね。

確かに言われてみれば誰しもが、

『より楽しく、より気持ちよく、より充実して』

働きたいと思っている、
というのは、一つの事実だと思います。


今日はこの「充実して働く」
「自らの力を活かす」ために、
必要なことについて、先日読んだ本の内容を
引用しつつ、思うところをご共有したいと思います。


タイトルは、


【せっかく努力をするなら、「世に貢献出来る努力」をすること】。


それでは、どうぞ。


■米国の調査会社ギャラップ社において、
ある調査結果が出ました。


それは、自分の「強み」を使うことにフォーカスすると、


”生活の質が非常に高いと報告する可能性が「3倍」高くなる”

”仕事に積極的に取り組む確立が「6倍」になる”


というもの。

確かに、想像してみれば、
”自分が出来ないこと”について、

「普通、もっとできますよ、
 ちゃんとしてください!」

と言われても、
ただただ苦痛なだけです。
(だってできないのですから、、、)


でも、
本当に好きで得意なことについて、

「その能力はすごい、
 もっとそこを伸ばしてくださいね」

と言われたのならば、
自分の気持ちも、確かに積極的になること、
想像できそうです。


■例えば私の場合、

”事務作業”

が著しく苦手です。

もうある意味、どこか一部分が
欠落しているのではなかろうか、
と思うときもあるほど、つい見落としてしまう。
(悲しきかな、、、)


しかし、

・人前で話すとか、
・本を読むとか、
・メルマガを書く、

ということは苦になりません。

むしろやっていると、
とても元気が出てきます。


、、、と考えると、
シンプルにいえば、


『苦手なことをさせる”苦行”ではなく、
 一人ひとりに合ったフィールドを探す、整える』


ほうが、自分のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)は
間違いなくあがる、と言えるのでしょう。


■そんなときに、ある

『断捨離』
(=モノを捨て、モノからの執着を離れ、豊かな人生を送る方法)

の一つのテクニックで、
こんな話が紹介されていました。

~~~~~~~~~~~~~~~~

モノを捨てる(整理する)ときには、
以下の方法で進めるのがポイントである。

<要・適・快>

1,不要なモノ ・・・ あれば便利だけど、なくても困らないモノ

2, 不適なモノ ・・・ かつては大切だったけれど、今の自分に合わないモノ

3,不快なモノ ・・・ 長年使っているけれど、どこかで違和感や不快感を感じるモノ


参考:『人生を変える断捨離』(著:やましたひでこ)

~~~~~~~~~~~~~~~~~

というもの。



もともと、すべてのモノは、
本来はなかったもので、言ってしまえば

”借り物”

みたいなものです。

でも、モノが増えてくると、
それらに”執着”をしてしまう。

それが「本当に大切なモノ」を見失わせてしまう。


それが『断捨離』の根底にある、
一つの考えであると、私は思います。


■そして、モノだけではなく、


”皆様を取り巻くあらゆること”

(=人間関係、趣味、仕事etc,,,)


も広く捉えれば、
「要・適・快」によって、
『断舎離』(整理すること)も、

”QOL(生活の質)を高めるために重要なこと”

ではなかろうか、と思ったのです。




人間関係や、仕事上の取引関係もそう。

不義理なことをしてはいけないと思いますが、
もし明らかに方向性が自分とずれているなら、

すなわち、良い悪いではなく、
今の自分に「不適」とか「不快」であるならば。

それは、ご縁を遠くしていくタイミングかもしれない。


昔からの慣例だから避けられない、、、

または自分が与えられた課題だから、、、

まずは自分が変わろう、、、


と考えて、なんとか克服しようと、
「時間とエネルギー」を使うのも一つかもしれません。



しかし、その「時間とエネルギー」を、
もし、好きで得意なことに振り向けて、
そして、自分も周りもハッピーに出来るのであれば。

「仕事の組み方」や「人間関係の整理」を、
従来の慣習やルールを超えて、
勇気を持って決断することこそが、


『自分のため』にもなるし

『世の中のため』にもなる、


そのように思うのです。


■今、「生産性」が求められる世において、


”適材適所”

”その人の「強み」にフォーカスする”


ことが、改めて注目されています。


繰り返しますが、

「弱み」を克服することに時間とエネルギーを克服しても、
生み出すアウトプットはたかだか知れています。

組織のルールなどもあるので、
無視すれば良いという話ではないですが、
一定の努力をした上で、そこから逃れられないのであれば、

・自分の場所を変える
・仕事の割り振りを変えられるよう交渉する

ことをして、

”「強み」にフォーカスできるように、
 環境を整える努力をする”

”そのために、「要・適・快」で、
 モノだけでなく、出来事を整理する”

そして、


【せっかく努力をするなら、「世に貢献出来る努力」をすること】 


そんな考えも、大切なのではなかろうか、
そのように思った次第です。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。

本日も皆様にとって、素晴らしい1日になりますように。

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<本日の名言>

犬は自由でいられるのに、
人間はそれさえも出来ない。

ボブ・ディラン

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<編集後記>

組織だとなかなか難しいのですが、
こういった考え方は、確実にこれから増えてくると確信しています。
そうしないと、実際パフォーマンスも上がりませんので、、、。


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