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<本日のお話> 平成30年8月10日 (第1637号)
せっかく努力をするなら、「世に貢献出来る努力」をすること
株式会社カレッジ 代表取締役 紀藤康行
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(本日のお話 2032字/読了時間2分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は2件のアポイント。
ならびに社内打ち合わせなど。
*
さて早速ですが、本日のお話です。
最近よく叫ばれている、
人事系のキーワードに、
「働き方改革」や「社員エンゲージメント」
というものがありますね。
確かに言われてみれば誰しもが、
『より楽しく、より気持ちよく、より充実して』
働きたいと思っている、
というのは、一つの事実だと思います。
今日はこの「充実して働く」
「自らの力を活かす」ために、
必要なことについて、先日読んだ本の内容を
引用しつつ、思うところをご共有したいと思います。
タイトルは、
【せっかく努力をするなら、「世に貢献出来る努力」をすること】。
それでは、どうぞ。
■米国の調査会社ギャラップ社において、
ある調査結果が出ました。
それは、自分の「強み」を使うことにフォーカスすると、
”生活の質が非常に高いと報告する可能性が「3倍」高くなる”
”仕事に積極的に取り組む確立が「6倍」になる”
というもの。
確かに、想像してみれば、
”自分が出来ないこと”について、
「普通、もっとできますよ、
ちゃんとしてください!」
と言われても、
ただただ苦痛なだけです。
(だってできないのですから、、、)
でも、
本当に好きで得意なことについて、
「その能力はすごい、
もっとそこを伸ばしてくださいね」
と言われたのならば、
自分の気持ちも、確かに積極的になること、
想像できそうです。
■例えば私の場合、
”事務作業”
が著しく苦手です。
もうある意味、どこか一部分が
欠落しているのではなかろうか、
と思うときもあるほど、つい見落としてしまう。
(悲しきかな、、、)
しかし、
・人前で話すとか、
・本を読むとか、
・メルマガを書く、
ということは苦になりません。
むしろやっていると、
とても元気が出てきます。
、、、と考えると、
シンプルにいえば、
『苦手なことをさせる”苦行”ではなく、
一人ひとりに合ったフィールドを探す、整える』
ほうが、自分のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)は
間違いなくあがる、と言えるのでしょう。
■そんなときに、ある
『断捨離』
(=モノを捨て、モノからの執着を離れ、豊かな人生を送る方法)
の一つのテクニックで、
こんな話が紹介されていました。
~~~~~~~~~~~~~~~~
モノを捨てる(整理する)ときには、
以下の方法で進めるのがポイントである。
<要・適・快>
1,不要なモノ ・・・ あれば便利だけど、なくても困らないモノ
2, 不適なモノ ・・・ かつては大切だったけれど、今の自分に合わないモノ
3,不快なモノ ・・・ 長年使っているけれど、どこかで違和感や不快感を感じるモノ
参考:『人生を変える断捨離』(著:やましたひでこ)
~~~~~~~~~~~~~~~~~
というもの。
*
もともと、すべてのモノは、
本来はなかったもので、言ってしまえば
”借り物”
みたいなものです。
でも、モノが増えてくると、
それらに”執着”をしてしまう。
それが「本当に大切なモノ」を見失わせてしまう。
それが『断捨離』の根底にある、
一つの考えであると、私は思います。
■そして、モノだけではなく、
”皆様を取り巻くあらゆること”
(=人間関係、趣味、仕事etc,,,)
も広く捉えれば、
「要・適・快」によって、
『断舎離』(整理すること)も、
”QOL(生活の質)を高めるために重要なこと”
ではなかろうか、と思ったのです。
*
人間関係や、仕事上の取引関係もそう。
不義理なことをしてはいけないと思いますが、
もし明らかに方向性が自分とずれているなら、
すなわち、良い悪いではなく、
今の自分に「不適」とか「不快」であるならば。
それは、ご縁を遠くしていくタイミングかもしれない。
昔からの慣例だから避けられない、、、
または自分が与えられた課題だから、、、
まずは自分が変わろう、、、
と考えて、なんとか克服しようと、
「時間とエネルギー」を使うのも一つかもしれません。
しかし、その「時間とエネルギー」を、
もし、好きで得意なことに振り向けて、
そして、自分も周りもハッピーに出来るのであれば。
「仕事の組み方」や「人間関係の整理」を、
従来の慣習やルールを超えて、
勇気を持って決断することこそが、
『自分のため』にもなるし
『世の中のため』にもなる、
そのように思うのです。
■今、「生産性」が求められる世において、
”適材適所”
”その人の「強み」にフォーカスする”
ことが、改めて注目されています。
繰り返しますが、
「弱み」を克服することに時間とエネルギーを克服しても、
生み出すアウトプットはたかだか知れています。
組織のルールなどもあるので、
無視すれば良いという話ではないですが、
一定の努力をした上で、そこから逃れられないのであれば、
・自分の場所を変える
・仕事の割り振りを変えられるよう交渉する
ことをして、
”「強み」にフォーカスできるように、
環境を整える努力をする”
”そのために、「要・適・快」で、
モノだけでなく、出来事を整理する”
そして、
【せっかく努力をするなら、「世に貢献出来る努力」をすること】
そんな考えも、大切なのではなかろうか、
そのように思った次第です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆様にとって、素晴らしい1日になりますように。
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<本日の名言>
犬は自由でいられるのに、
人間はそれさえも出来ない。
ボブ・ディラン
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<編集後記>
組織だとなかなか難しいのですが、
こういった考え方は、確実にこれから増えてくると確信しています。
そうしないと、実際パフォーマンスも上がりませんので、、、。
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