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<本日のお話> 平成30年5月1日 (第1538号)
(メルマガ最終号)独立をいたしました
フランクリン・コヴィー・ジャパン紀藤 改め、
株式会社カレッジ 代表取締役 紀藤
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◎本メールマガジン(未来習慣)は、
7つの習慣や体験談を元にした、「人生にちょっと役立つ考え方」を通じて、
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皆さまの1日を5%元気にする
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ことを目的とし、1500日以上にわたって毎日お届けしている、
500社2500名が購読するビジネスメルマガです。
熟読するも読み流すも、自由な形でご活用下さい。
★紀藤康行プロフィール
https://www.future-habits.jp/profile/
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(本日のお話 4505文字/読了時間5分)
※少し長いです。お時間のある時に、
よろしければお目通しくださいませ。
■こんにちは。紀藤です。
さて本日は、突然ですが、
皆様にお知らせがございます。
実は、本日5月1日より、
フランクリン・コヴィー・ジャパンの正規代理店として、
独立をすることとなりました。
そのため、「フランクリン・コヴィー・ジャパン紀藤」
としてメルマガをお送りするのは、これで最後となります。
*
5月1日よりスタートする新会社の名前は、
「株式会社カレッジ」と言います。
フランクリン・コヴィー・ジャパン正規代理店として、
これまでと同じ商材を、同条件でご提供すると共に、
幅広く教育プログラム(コーチング等)を提供いたします、
人材育成・組織開発の会社となります。
本日は、一つの区切りとして、
私が独立をしようと思ったきっかけと、
そして、これからの想いについて、
皆様にご共有させて頂きたいと思います。
タイトルは、
【(メルマガ最終号)独立をいたしました】
それでは、どうぞ。
■少し、私の昔話をさせてください。
そんなに凄い人生ではない私ですが、
なぜゆえに、「独立」をしようと思い至ったのか、
そのことを振り返ってみました。
*
思えば、私が、
今の仕事に繋がるテーマである、
”人が成長すること”
への関心を持った、そもそものきっかけは、
小学校、中学校時代だったように思います。
俗に言う、自分の人生に影響を与えた
「原体験」というやつかも知れません。
小中学校時代、
今なお尊敬する、
幼馴染である友人がいました。
彼は、頼もしく、人望も厚く、
運動もできて、頭も良くて、
リーダーシップもある。
加えて、カッコよく、モテる。
そんな友人のことを、
心から尊敬し、慕っていた反面、
そんな彼と比べ、身体も小さく、
いつも鼻水を垂らしていた私。
多感な時期に、心の中で比較して、
「なんで、同じ人間なのに、こんなに違うのか?」
と憧れと、コンプレックスが入り混じり、
『自分を変えたい』
と思う、最初のきっかけになったように思います。
■高校に入り、ますます、
「人はなぜ生まれるのか?」
「思い悩むのか」
みたいな抽象的な疑問を、
ふと思えば考えていたように思います。
いつからか、
『自分を変えたい』
ということが、
暗示のようになり、無意識に、
・成長できる
・自分を変える
というキーワードに惹かれ、
今までの「選択」を決め、突き動かしてきたのでしょう。
■ですから、大学を卒業して、
最初に入った会社は、
当時、成長著しい飲食店でした。
大学のときも、計画性もなく、
フラフラ遊んでいた私は、いわゆる
”就職ランキング上位”
みたいな会社は入れることもなく、
とりあえず、
「どこよりも成長できる!」
がキーワードだった、有名社長がいる
飲食の会社にとりあえず飛び込んでみよう、
そうして、入社したのでした。
■、、、しかし、入社後、
特に何も成し遂げないまま、あえなく離脱。
入社した飲食の会社でも、
頑張りまくろうと耐えたのですが、
睡眠不足と、
アルバイトとの人間関係のもつれ、
そして孤独感に苛まれ、
心身ともに疲労困憊し、
結局、退社することになりました。
1年半でリタイヤでした。
自信をなくし、
「やはり自分は、大した人間ではないのだ」
と打ちひしがれ、そして、
ふさぎ込みました。
当時の状態を思うと、
半ば、うつ状態であったように思います。
*
その後、1年ほど、
親戚の家においてもらって、
そして当時、小学校5年生だった従兄弟が
無邪気に遊んでくれる中、少しずつ自分を取り戻しました。
その時も、
『自分を変えたい』
と、やっぱり思いました。
そして、もう一度、
就職活動を、第二新卒として始めました。
■その後、入社した会社は、
企業の採用をお手伝いする会社でした。
平たくいえば、求人広告の代理店です。
今でも、
最も尊敬する上司である当時の社長に、
偶然にも拾ってもらいました。
入社してしばらくは、
毎日電話を、それこそ100件かけたり、
飛び込みで1日中歩き回ったり、
大変な毎日でした。
加えて、入社して最初の方は、
チームにも溶け込むことができず、
”自己啓発本が好きな痛い新人”
でしかなかったように思います。
*
目立った結果も出せず、
粛々とやっていました。
しかし、そこでも、
素晴らしい上司との出会いがありました。
当時の私からすると、
恐ろしいほど厳しい上司で、
”当たり前のこと”すらできない
社会人の私は、鬼のように詰められまくった毎日でした。
もう毎日、プレッシャーで
ストレスの固まりでした。
しかしその上司の方は、
私に「役割」を与えてくれました。
・新入社員を育てるリーダーの役割
・チームを纏めるマネジメントの役割
、、、
プレシャーの中でも、
今思えば、その”負荷”が
私を磨いてくれ、少しだけ
『自分を変えて』
くれたように思います。
その時の出会いがなければ、
おそらく私は、社会人として、
当たり前のことすらできないままだった、
と今では思います。
■その後、結婚をするタイミングがありました。
人生の転機に、考えました。
「本当に自分は何をやりたいのか?」
「一生をかけて何をしたいのか」
を考えた時に、
”自己啓発本に書いてあるような成功哲学”
を読むのが、大好きである、
ということにふと気がついたのでした。
多分それは、幼き頃から、
『自分を変えたい』
と思うことの、
原点のようなだったのでしょう。
だから、「自分を変える」事をテーマにした、
あらゆるビジネス書、自己啓発本は、
胡散臭いと言われようが、
薄っぺらいと言われようが、
私にとっては大切なものでした。
、、、そして、振り返った時に、
もっとも私に影響を与えてくれた本の一つが、
『7つの習慣』
だったのでした。
■この本は私にとっても、
特別だったのでした。
なぜならば、他の、
”想いが重要である”
と情熱にフォーカスし、
ついスピリチュアル的なものであると
見られてしまう自己啓発本と違い、
(これも大事なのですが!)
世界3000万部 日本でも200万部売れ、
そして、世界中のビジネスパーソン、経営者の
座右の書となっていたからでした。
つまり、堂々と、胸を張って
「自分を変える」ことの重要性を、
社会的証明と共に語れるのです。
だから、
「こういった素晴らしい考えを、
お金も貰って、拡げられるのであれば。
どれほど素晴らしいことだろう」
と思いいたり
フランクリン・コヴィーの門をたたき、
働く機会を頂くことができたのでした。
■それから、5年間、
『7つの習慣』を始めとした、
人材育成プログラムののアンバサダー(営業担当)として、
多くの企業に伺いし、
研修プログラムを提供したり、
組織の人材育成企画を考えるという、
本当に楽しく、充実した仕事をさせていただきました。
「人材育成」というのは、本当に深いテーマでした。
確かに誰もが、
『自分を変えたい』
という変身願望がある、
否、「変身」とまでは言わずとも、
”よりよい自分になっていきたい”
という思いは、やはり誰しもが持っている、
ということは強く理解しました。
と、同時に、
・『7つの習慣』を伝えたからと言って、
すぐに変われるわけではない。
・人は変わりたくても、なかなか変われない。
(日常の引力に負けてしまう)
・新しいことをチャレンジすることには抵抗がある、
など、「人と組織を変える」というのは、
思った以上に深く広いテーマであり、
”『自分を変える』『人と組織を変える』ことの難しさ”
を身に沁みて感じたのでした。
■そして、2年くらい前でしょうか。
多くの人と出会い、
そして、ものすごい影響力を与え、
社会で活躍している人たちを見て、
また危機感とも、枯渇感とも呼べる何かを、
己の内に感じはじめました。
「このまま、7つの習慣という看板に
フランクリン・コヴィー・ジャパンという看板に
頼っているだけでいいのだろうか」
と思い始めました。
とても、幸せで、暖かい日々だけれども、
やっぱり自分の中にあったのは、
『自分を変え続けたい』
ということでした。
そして、いつからか芽生えてきた、
”表面的ではなく、本当の意味で貢献をしたい”
(=人に”自分を変え続ける喜び”を伝えたい)
という想いにも、
もっともっと、真剣に向き合いたい、
と思うようになりました。
なので、
・自分の幅を拡げるために経営をしてみたい
・講師としての仕事ももっともっと行いたい
そんな思いを、今の社長・上司の相談をし、
今回の「代理店」という形で、
今までのお客様を引き継がせていただきつつ、
「代理店としての独立」
という形で、今回の起業に至ったのでした。
■振り返ってみると、
幼少期に『自分を変えたい』と思い始めたところが
私のそもそもの原点でした。
私の経歴は、よくあるピカピカのモノではなく、
普通の人が、泥臭くやってきたものでしかありません。
でも本当に、少しずつ、少しずつ
自分をバージョンアップし、
大変ではあったけれど、その大変さを乗り越えるたび、
新たな自信が付きました。
そして「人生の充実感」も高まってきたのでした。
そして、いつからか、
『自分が変わる』
ことだけでなく、
【誰かが、自分の可能性を感じ、変わろうとしたとき】
というものに、
大変な感動を覚えることに気が付きました。
■ちなみに、新しい会社の名前は、
「株式会社カレッジ」
と言います。
カレッジには、2つの意味があります。
一つは、「college」。
”専門の大学”というような意味で、
「学びの象徴」である言葉。
もう一つは、「courage」。
”勇気”という意味です。
人は、何か新しい人、可能性に出会い、
それを知ること、すなわち『学ぶこと』を通じて、
初めて、自らの未来に希望を覚えます。
「こんな世界があるのだ」と知ることが、
全ての変化のきっかけなのです。
しかし、それを形にするためには、
”思うだけ”では、できません。。
日常という現実から、
安全圏から一歩踏み出すこと、
すなわち、
「勇気」
が必要なのです。
*
だから、人を変えうる唯一のものは
【学びと挑戦】
であると、私は強く信じています。
そして、ビビリながらも、
新しい世界に飛び出そうとする人を
心から応援したい、と思いますし、
自分も常にそういう存在でありたい、
そう思うのです。
■「5分前の自分を越えていけ」
と、私の空手の師匠が言っていました。
世の中、すごい人をみたら、
いくらでもいます。
別に他人なんて、どうでもいいのです。
そうではなくて、あくまでも、
”過去の自分”が基準。
・昨日の自分が、より良い人間になれたか
・昨日の自分より、今の自分を好きになれたか
がすべて。
『自分を変える』というのは、
さなぎが蝶になるようなプロセスを、
何度も何度も繰り返すことであり、
その過程が美しく、輝しく、
素晴らしいものであると、私は思います。
これからは私の人生を賭けて、
掲げた新会社のミッションである、
【学びと挑戦を通じて、人と組織の変容に貢献する】
ことを実現すべく、24時間365日、
真剣に取り組んでまいりたいと思います。
そして、明日からは、
「カレッジ 代表」としての紀藤として、
新たにメルマガも再出発してまいります。
引き続き、何卒よろしくお願いいたします。
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【本日の名言】
未来はすでに始まっている。
ロバート・ユンク
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yasuyuki.kito@future-habits.jp
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株式会社カレッジ
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