配信日時 2018/03/30 09:06

鼻が折れて思った、「想定外への心構え」はいかなる時も大切である、という話【フランクリン・コヴィー・ジャパン紀藤】

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<本日のお話> 平成30年3月30日 (第1506号)

鼻が折れて思った、「想定外への心構え」はいかなる時も大切である、という話  

フランクリン・コヴィー・ジャパン紀藤

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(本日のお話 2009文字/読了時間2分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は、社内ミーティング。
ならびに1件のアポイント。

そして、夜は極真空手の稽古でした。




空手の稽古は、
月1回の集まりなのですが、
かなり濃厚な時間であり、仲間達も、
個性がものすごく強い人達ばかり。


昨日、その稽古の中でちょっとした
アクシデントがあり、そこから学び、
思うところがありました。

本日は、そのお話について、
皆様にご共有させて頂きたいと思います。


タイトルは、


【鼻が折れて思った、「想定外への心構え」はいかなる時も大切である、という話】。


それでは、どうぞ。


■半年ほど前に、ふとしたご縁で、
極真空手5段の有名大学教授が師範となり、
開催する、

”独自の空手道場”

に参加する機会をいただきました。


独自の空手道場、、、、
といっても、完全にプラベート。

営利目的ではなく、

「月1回だけど強くなろう!」

とコミットして、集まった仲間たち。

アラ40の経営者を含めた、
約10名の仲間たちです。

そして、その道何十年の、
超一流の師範から、”実戦”を想定した
稽古をつけてもらうのです。



■完全プライベートですから、

場所も、マンションの駐車場とか、スタジオなど。

そして、最も特異なのが、

”ほとんどガチンコのスパーリングが中心”

ということ。


しかも、
プロテクターもなしです。

顔面はなし、金的はなしと言えども、
かなりガチンコの”どつきあい”をするのです。


私もボクシングを3年程やっていましたが、
そんな練習など目ではないほど、恐ろしいくらい、
鬼気迫る練習風景なのです。



■そんな中、昨日の練習。


私は別件があり、遅れて参加しました。

そして、早速、
スパーリングを行うのです。

パートナーは、私と同じくらいの慎重ですが、
かなり筋骨隆々とした、
ものすごい気合が入っている重戦車のような方。


なので、間合いをとりながら、
攻めるところは攻めて、、、

なんて考えて、30秒程、戦った後。

私がふとローキックを放ったとき、

「顔面にカウンター」

が相手から飛んで来て、それが
思い切り鼻に入ったのでした。


(顔面はなしですが、
 熱くなると、こういうこともあるのです)


■とはいえ、

「顔面はなし」と思い、
完全に油断していた、、、

鼻血がでます。

パートナーから「ごめんなさい!」
という言葉をもらいつつ

やりきることは大事だと思い、
とにかく、続行。


すると、向かい合うパートナーの様子が、
どうもおかしい。


「いや、ちょっと、、、。鼻が、、」


と言っています。

そして、ストップして、
自分の顔を近くの鏡を見ると、
どうやら、変なふうに鼻が曲がっており、

すなわち、鼻が折れていた(!)のでした。



痛みなどはさほど感じないのですが、
とにかく、見た目が変。

師範が見てくれて、
すかさず鼻を元のまっすぐの形に
指でグッと戻してくれました。



■「鼻が折れる」というのは、
人生初の体験で、なかなか衝撃。

、、、ですが、
比較的折れやすい骨ですので、
ある意味、仕方ないことだな、

と思うのです。



しかし、この時、
私が一番強く思ったこと。

それが、

”「自分の油断」に対しての悔しさ”

だったのでした。




今回は「顔面なし」というルール。


だから、
「顔はないから、意識しなくとも大丈夫」
と思っていたのでした。

、、、しかし、
熱くなると、顔に飛んでくることも、
やはり、ある。

「ルールで決めたから」とはいえ、
一瞬一瞬が勝負であり、
そこに気を抜いてはいけないのです。


私(紀藤)は、アマチュアだけれども、
一応ボクシングをやっていました。

なので、もし、本当の本当に、
相手の一挙一動を意識していたら。

今回の件も、きっと
”避けられたはず”なのです。


「顔面なし」という”ルール”に依存し、
集中力を欠いていたのではないか、、、


それが、自分が自分で悔しく思ったのでした。



■世の中には、たくさんの
「ルール」があります。

でも、「ルール以外」のことも、
実際の人生、仕事においても、
たくさん、たくさん起こるのです。

想定外の出来事、

不意に訪れる一撃、

予想もしなかったアクシデント。

、、、

こういうことは、
現実に、必ずある。


誰に何を文句を言おうとも、
そうなったとき、対処するのは、自分。

自分で責任をとるしかないのです。


『ルール以外の事が起ころうとも、

 最後は自分が引き受けなければならない』


のが現実なのです。


だからこそ、特に「ここぞ」という瞬間は、
絶対に気を抜いてはいけないし、

あらゆる事が起こることを想定し、
そして行動をしなければならない、、、


そう思います。


■日常生活でも、
自分がアンテナを高く、意識していれば、

・危ないエリア、

・危険な運転をしていそうな車

・トラブルに巻き込まれそうな様子

・電車内でイライラしている人

、、、

なども見つけられるもの。


結局は、どれだけ「意識」しているかです。

アンテナを高くしていれば、
そういった「想定外の巻き込まれ」も減るのです。

だからこそ、


【「想定外への心構え」はいかなる時も大切】、


そんなことを、昨晩の
「鼻折れ事件」で思った次第です。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。

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【本日の名言】


責任を持って行動することほど、
判断力と意識を鋭くするものはない。

エリザベス・キャディ・スタントン

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<編集後記>

若干鼻が腫れておりますが、無事ですので、
全く生活に支障はありません。

それよりも、経験者なのに、
思い切り顔面にもらってしまって、
悔しいなあ、、、という思いばかり。
もう次は、気を抜かず、ガチンコでまいります!


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* 紀藤 康行*

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