配信日時 2018/03/16 12:05

本当の最後の最後は、「stand alone(一人で立つ)」である 【フランクリン・コヴィー・ジャパン紀藤】

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<本日のお話> 平成30年3月16日 (第1492号)

本当の最後の最後は、「stand alone(一人で立つ)」である

フランクリン・コヴィー・ジャパン紀藤

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(本日のお話 1941文字/読了時間2分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は2件のアポイント。
ならびに、社内の同僚(アメリカ人)とイングリッシュランチ。
英語の勉強(?)を再開し始めています。


「TOEIC900点をまずやろう」は、
あくまで一つの指針でしかありませんが、
英語力を伸ばすという意味では、置きやすい目標なので、
取り組んで参ります。



TOEIC満点の英語講師曰く、

"毎日3時間勉強すると、
 3カ月間で約100点スコアがアップする"

という結果がでたそうです。

私は前回は730点ですから、
つまりTOEIC900点を越えるためには、
あと約500時間勉強すればよい、ことになります。

本当に結果が出るのか…
自分自身で試していきたいと思います。
(進捗は、編集後記にて)

【本日の英語学習 1時間/500時間】




さて、本日のお話です。

最近、改めて大切だな、
と感じていることがあります。

それが、「自立する」ということ。


これを、私の人生の師の一人は、

『stand aloneせよ。
 本当の最後の最後は、他人は守ってくれない』

と言っていました。


そして、この話を最近
よくよく思い出すのです。

そして、これからの時代、
多くの人にとっても大切なキーワードになるのでは、

と思うのです。


と、いうことで、
本日はその話について、思うところを
皆様にご共有させていただきたいと思います。


タイトルは


【本当の最後の最後は、「stand alone(一人で立つ)」である】。


それでは、どうぞ。



■「自立すること」。


企業の人事課題を聞く中、
もう出てこないことはないというくらい、
頻繁に耳にするテーマです。


若手社員はもとより、
否、場合によってはベテランの人ですら、

「自立できていない」

と見られること、多いようです。



■ちなみに、「自立」とは、
厳密にはどんな意味なのでしょうか。

…ちょっと調べてみました。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「自立」とは

他への従属から離れて独り立ちすること。
他からの支配や助力を受けずに、存在すること。

例/「精神的に自立する」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

だそうです。


・「「他への従属を離れて独り立ちすること」
・「他からの支配や助力を受けずに存在する」



こういうと、なんだか孤独で、
孤立しているようにも見えますが、
実際は、ものすごく大切なことだと思うのです。



■例えば、以前から、シニアの方の、
定年後のキャリアが問題になってきました。

ですが、急にキャリアのはしごが外されたとき、
研修中でとしばしば出てきた言葉は不満でした。

「こんなに会社に尽くしてきたのに、
 これから先、どうすればよいのか」

「今までの人たちは、退職金と年金で、
 豊かな生活だったのに、なぜ俺たちの世代はこうなのか」



しかし、そう思うことも、
乱暴に言ってしまえば、

「自立」している様にみせて、

本当は、より大きな会社・組織に、
ポジションや肩書に、精神的にも、
物質的にも「依存」していた、

ということなのでしょう。




はたまた、「働き方改革」と言われて、
残業がなくなり定時に帰ることになった。

やることがないし、家にも居場所がないので、
ゲームセンターで時間を潰している…

「急に残業なくなっても、
 残業代なくなっても困るし、やることないのですよね」

と愚痴るのも、当然ながら、
「依存」の表れです。


酷なようですが、変わるときは一気に変わり、
そして、その面倒は見てくれないものです。


(きっと、このメールを読んでいる皆様は、
 上記のようなことはないかと思いますが…)



■しかし、少し拡げて考えた時、


『いつ、何時も、自分が
 「stand alone(一人で立つ)」の覚悟があるのか』


と問うてみると、
実はまだまだ考える余地があるのでは、

と思ったのです。



特に会社やビジネスでは、
それぞれが組織の目標を追求している集団。

酷ですが、何か意見の食い違いがあったときは、
「自分」のことは、後回しになるものです。

「組織」や「集団」が先になるのは当然。

いくら会社で、直前まで
共に支え合う仲間だったとしても、

本当に窮地に立たされると、
それぞれが自分のことが優先されるものです。

自分の立場もあるし、家族もいる。
だから、味方になってくれるとは限らないし、
それを責めることもできないものです。



だからこそ、最後の最後は、

「自分の力」に頼るしかないし、
巻き込み、説得し、自らで運命を切り開かねばいけない、

と思うわけです。



■「人は助けあってこそである」。

というのはもちろん事実。

でも、綺麗事だけではない。

これも、事実。



もし荒野に一人になっても、生き抜けること。

魔王の前に仲間が倒れていても、
一人立ち向かう勇者であること。



”本当の助け合い”とは、

自分で戦う力があって、初めて成り立つもの、


私はその様に思います。



やっぱり、最後は「stand alone」なのです。

私自身、改めて大事にしたいと思った次第です。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

本日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。


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【本日の名言】


ひとりの人と友人になるというときは、
その人といつか必ず絶好する事があることを
忘れるるな。

石川啄木

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<編集後記>

昨日の英語学習 1時間/500時間 でした。
またバックナンバーを整理していたところ(従兄弟が整理してくれたところ)
実は、今日で「1492号」である(!)事が判明。

どこでどうズレてしまったのか、、、。
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