配信日時 2018/02/27 08:36

「考える箱」は、たくさん持っておいたほうが良い【フランクリン・コヴィー・ジャパン紀藤】

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<本日のお話> 平成30年2月27日 (第1468号)

「考える箱」は、たくさん持っておいたほうが良い 

フランクリン・コヴィー・ジャパン紀藤

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(本日のお話 1953文字/読了時間2分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は1件のアポイント。

ならびに夜は、
お世話になっている人事の方、
人事の友人、オリンピック組織委員会の人、
人材紹介会社の人など、楽しい面々で、懇親会でした。

違う人が集まると、
本当に面白い場になるのだな、
と改めて思った次第です。



さて、本日のお話です。

先日、グロービスの

「クリティカル・シンキング」
http://gms.globis.co.jp/curriculum/core/crt/outline.html


という、教育業界では評判がよいコースの体験会に、
参加してまいりました。


友人や同僚が、

「口をそろえてグロービスのクリシン(クリティカルシンキングの略)は、
 めちゃ面白い!」

と言っていたので、どんなものかな、
のぞいてみようと思ったのがきっかけでした。


そんな体験会に参加して
改めて気がついたことがありましたので、
本日はそのことについて、皆様にご共有させて頂きたいと思います。


タイトルは、


【「考える箱」は、たくさん持っておいたほうが良い】


それでは、どうぞ。



■世に溢れる研修で、
特に有名なものがいくつかあります。

その中の王道が、


・ロジカル・シンキング

・クリティカル・シンキング


の2つ。

私(紀藤)も色々な会社へ
営業に行っていると、
かなりたくさんの会社が導入されているなあ、

と感じます。



(※ちなみに混同されがちですが、


<ロジカル・シンキング>は、

「論理的思考」と訳され、
「こういう前提があるからこういう結果になる」
などの因果関係をメインに考えるもの。


<クリティカル・シンキング>は、

「批判的思考」と訳され、
この”批判”とは、「様々な角度から物事を考えること」を意味する。
だから、「客観的な思考をすること」のことである


とのことです)



■さて、その、
”客観的思考力”を鍛える
「クリティカル・シンキング」の体験会にて
大事なポイントである、


「様々な角度から物事を考えること」


の助けとなる方法として、
講師がこんな話をしていました。


それは、
”色々な角度から物事を考える”ためには、



『「枠組み」を考える』



ことが重要である、
というお話でした。



■例えば、

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

Q、イチローが、素晴らしい「野球選手」である、
  と客観的に説明してください 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

というお題が出た場合。


、、、さて、どのように説明するのが良いのか。


色々な指標から見れますが、
”野球選手の能力の指標”とは、


『走攻守』


という「枠組み」で語ることができる。


その観点で

・盗塁の技術が卓越している(=走)
・ヒットをたくさん打てる(=攻)
・レーザービームのような送球、ダイビングキャッチ(=守)

と事実を整理すると、
説得力のある客観性を持つことが出来る。

つまり、

『走攻守』

という「枠組み」が
物事の説明に役に立つ、ということですね。



■そして、ちょっと違う観点から


Q、イチローが、素晴らしい「アスリート」である、
  と客観的に説明してください 


というお題が出たら、
今度は、アスリートを語る「枠組み」として、


『心技体』


という観点から語ると、
客観性を持って説明することができる。

、、、


そんな風に、

”説得力がある「枠組み」”

を通じて考えると、人に伝える上で、
大変便利である、


という話を、先日の
「クリティカル・シンキング体験講座」にて
学んだのでした。



■確かに、言われてみればそう。


何となく、箇条書きでつらつら言われると、
何が何だか、聞いている方も、
喋っている方ですらわからなくなります。

でも、何らかの、

「枠組み」

を持って話をすると、
非常にわかりやすく、スッキリするものです。




よく、

「ビジネス・フレームワーク」

として、


・PEST
・3C
・SWOT
・バリューチェーン
・5force

など有名なものが、
たくさん紹介されていますが、
こういったものは、まさしく思考の整理に役に立つからでしょう。


■しかし、知られていない

「枠組み」もまだまだあります。


それこそ、

『7つの習慣』も、まさしく、
そのオンパレード。

(今日は、これが言いたかったのです)



”時間管理のマトリクス”
http://www.franklinplanner.co.jp/learning/selfstudy/ss-17.html

”刃を研ぐ(自分を磨くモデル)”
http://www.franklinplanner.co.jp/learning/selfstudy/ss-35.html

”「信頼」を生み出す4つの核”
https://www.future-habits.jp/backnumber/836/



、、、などなど。


ビジネス・フレームワークは、
ビジネス上の課題を知ったり分析するように、

こういった「枠組み」、
すなわち、『考える箱』を知ることで、
自分の立ち位置、足りないことをより
明確に考えることができる、そのように思います。



■そして、きっと、
知っているつもりでも知らない「枠組み」(=考える箱)は、
意図的に集めていかないと、なかなか集まらないのでしょう。


だからこそ、
物事を人にわかりやすく伝える上でも、
また自分の話に力を与えるためにも、



【「考える箱」を、たくさん持っておく】



ことは、大変大事なのだろう、
そんなことを、改めて感じたのでした。


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<今日の未来習慣>

”時間管理のマトリクス”
http://www.franklinplanner.co.jp/learning/selfstudy/ss-17.html
に基づいて、自分の時間の使い方を考えてみる。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

本日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。


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【本日の名言】

学ぶことの素晴らしいところは、
誰にも取られることがないってことだ。

B.Bキング
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<編集後記>

本当に、知らないことだらけだなあ、
学ぶほど痛感する次第です。

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* 紀藤 康行*

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