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<本日のお話> 平成30年1月3日 (第1416号)
「キツい」を耐えられる心の作り方
フランクリン・コヴィー・ジャパン紀藤
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(本日のお話 1740文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は、妻の実家の茨城ひたちなかにて。
司馬遼太郎の小説『竜馬がゆく』に、
今更ながらハマッております。
また、妻の実家にあったピアノで、
往年のドラマ「ロンバケ」の曲をお互い弾いてみたり、
(どちらも昔、ピアノを習っていた)
ゆるりとした正月を過ごしておりました。
*
また、昼からは、
一人で15キロのランニング。
<現在の走行距離 107キロ(あと143キロ)※1月20日まで>
です。
*
さて、本日のお話ですが、
ランニングからの学びを一つ。
昨日のランニングでは「ビルドアップ走」という、
己の心肺に負荷をかけるという練習をしました。
ランナーにとっては、
比較的有名な練習方法です。
しかし、私は今まで、
チャレンジをしたことがありませんでした。
そこで昨日、初めて挑戦をしてみたのですが、
色々な気付きがありましたので、
そのお話について、
本日は皆様にご共有させて頂きたいと思います。
タイトルは、
【「キツい」を耐えられる心の作り方】。
それでは、どうぞ。
■「ビルドアップ走」と呼ばれる、
有名なランニングの練習法があります。
ちなみに、こんな練習。
*
<ビルドアップ走とは>
余裕のあるペースで走り始め、次第にペースを上げて行きながら、
一定の距離または時間を走りきるトレーニング法。
距離とペースの設定次第で、
さまざまなトレーニング効果が得られる。
フルマラソンのトレーニングとしても非常に効果的であると同時に、
十分なウォーミングアップ時間を確保することが難しい
市民ランナー向けのトレーニングとも言える。
参考:Runnetより
https://runnet.jp/community/dictionary/item_n328.html
*
とのこと。
■平たく言えば、
”ちょっとずつペースを上げていって、
最後は、己の限界まで追い込む”
という練習です。
この方法が支持されている理由は色々あるのですが、
1,最初から無理をしなくていい
2, でも、身体が温まってきたら、負荷をかけていく
3,最後は、肉体の限界まで出し切る
このステップが、
いい感じに己を追い込みやすく、
結果、多くの人の”秘められた能力”を、
解放しやすくしてくれることかと思います。
■実は、ランニングの練習をする度、
私はいつも、こう思うのです。
それは、
「走るの、めんどくさい」
、、、と。
どれだけ走っていようが、
走り始めは身体が重たい。
というか、そもそも、
「目標志向」でランニングをしているので、
ランニング自体が、物凄く好き、というわけではないのです。
本当は、テニスが好きなのです。
そんな私が、ランニングの練習で、
急に全力で走るなど、やりたくないし、ムリなのです。
しかし、不思議なもので、
走っていると少しずつ身体が慣れてきて、
「あ、楽しいかも、、、」
と、なんだかんだ、
毎回思うのが不思議なのです。
そうして、
「もうちょっといけるかな」
「あと5キロ走ってみようかな」
「少しペースを上げてみようかな」
と、つい、自分を追い込んでしまう。。。
これを繰り返し、気づいたら、
100キロウルトラマラソンなぞに、
出場することになっていたのでした。
*
そして、恐らくこの感覚は私だけでないのでしょう。
多くのランナーが同じように感じるがゆえに、
「ビルドアップ走」(=少しずつ負荷を高めていく)
という練習法が、
多くの人にとって支持されているのではないか、
と思うのです。
■昨日、そんな「ビルドアップ走」をしながら、
この感覚を、全身で感じていました。
昨日の練習では、
・最初の5キロは、5:00/キロ。
・その次の5キロは、4:40/キロ。
・そして最後の5キロは、4:20/キロ。
と、段々負荷を上げていきました。
走り終わりの最後の5キロは、
心拍170を超えるレベルで、敢えて追い込みます。
これは、もうゼエゼエ、ハアハアの、
かなりしんどく、やめたくなるレベル。
でも、これができれば
「フルマラソン3時間30分はきれる」と言われている。
そして、”ちょっとずつ負荷を高めてきた”
というステップを踏んでるから
「厳しいけど、何とかいけそう」
という感覚も、あるのです。
■そうすると、これまでに私が伝えてきた、
【負荷をついかけてしまうやり方】
に、ハマってくるのです。
『一段一段、登るがごとく』
『最初はゆるく、次第に激しく』
『高い壁を、1つずつ超えていく感覚』
こんな状況の中に己を置くことで、
『ビルドアップ(負荷を高める)の仕掛け』
が発動し、己を効果的に追い込むことができる、
そのように、感じたのでした。
■当たり前ですが、
「キツい」ことは、楽しくないし、
好きな人は、そうそういないはず。
でも、間違いなく言えることは、
『”己の限界を超えること”によって能力は高まる』
このことは、断言できます。
ただ、最初から、高い壁は難しい。
だからこそ、
『一段一段、登るがごとく』
『最初はゆるく、次第に激しく』
『高い壁を、1つずつ超えていく感覚』
をもたせつつ、負荷を高めていくことが、
とても重要だと思うのです。
そうして、一度、「壁」を超えてしまえば、
「限界」が「限界」ではなくなります
「超えることができた」「耐えることができた」という感覚は、
たった一回でも、己に自信を付けてくれるのです。
*
それを実現するためにも、「ビルドアップ」的に、
己の限界値を増やしていくこと。
それこそが、
【「キツい」を耐えられる心の作り方】
ではなかろうか、
そんなことを、走りつつ、思ったのでした。
限界は、超えるものです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
本日も、皆様にとって素晴らしい1日となりますように。
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【本日の名言】
危険を冒さなければ
危険を乗り越えることはできない。
ジョージ・バーナード
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<編集後記>
人は、更なる高みへ登った時、
己の新たな可能性に気づけた時、
限界を超えられた時、皆喜びを感じるものだ、
と私は思ってしまうのですが、実際どうなのでしょう^^;
私がM的資質があるだけなのだろうか、
共思う次第です。
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* 紀藤 康行*
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