配信日時 2017/12/07 07:57

売れる営業とは、意図的に「交通事故」を発生させるもの【フランクリン・コヴィー・ジャパン紀藤】

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<本日のお話> 平成29年12月7日 (第1392号)

売れる営業とは、意図的に「交通事故」を発生させるもの

フランクリン・コヴィー・ジャパン紀藤

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(本日のお話 1887文字/読了時間3分)

■おはようございます。紀藤です。

昨日は二件のアポイント。
ならびに、7つの習慣のフォロー研修3時間コースの立ち会いなど。

夕方からは会社の同僚と夕食。

その後、夜は、サムライ塾の集まりで
皆でひたすら対話をしておりました。

一年間かけて取り組んできたサムライ塾も、
今週土曜日でいよいよ終わり。


まだ早いのですが、感慨深いものを覚えます。
皆が最終日の発表、魂を込められることを祈るばかり。




さて、本日のお話です。

昨日、会社の同僚と

「優秀な営業とは?」

というテーマで話し合っていたのですが、
その中で出た話で、お互いに非常に盛り上がり、
そして双方納得する話がありました。


本日はその話について、
ご共有をさせていただくと共に、
思うところをお伝えしたいと思います。


タイトルは、



【売れる営業とは、意図的に「交通事故」を発生させるもの】。



それでは、どうぞ、



■営業の世界での言葉に、


「交通事故」


と呼ばれる表現があります。

(あまり好ましい表現ではありませんが、、、)


どのような状態を「交通事故」というかというと、


・たまたま良い案件を引き継いだ とか、

・たまたま良いお客さんと出会った、とか、

・たまたまいい人を紹介してもらった、とか、

・たまたま電話したらお客さんが検討しているタイミングだった


みたいな、

”「たまたま、鉢合わせるように」受注に至るような状況”


を、


『交通事故的な案件』(=たまたまな受注)


と呼ぶことがあります。


■正直、私もこういうこと、
たくさんあります。

(むしろ、そればかりかも)


・普段電話は取ることはないのに、
 たまたま取った電話が、とある、志ある社長だった。

 その繋がりから話を聞いていった結果、
 大きなパートナーシップ契約に至った、

とか、


・たまたま営業をしていた先方の上司が代わり、
「7つの習慣」の愛読者だったから、展開が急激に拡がった、


みたいな話。


そして、昨日話をしていた同僚とも、


「いやいや、とはいっても、
 そういうのあるよね!」


と盛り上がったのでした。



■しかしながら、その後、続けた話が、
特にお互いに、一番納得したことでした。

それは、


「とはいえ”売れる営業”とは、

 『交通事故的な案件』すら、

 高確率で引き起こせるものである」



という話でした。



”偶然”や”チャンス”と呼ばれるものが、
万人に等しくあるとは思いません。


しかし、誰にでも、

「チャンスの兆候」

というのは、多かれ少なかれ、
あると思うのです。


要は、その兆候を掴み、
実際に形にできるかどうか、

がポイントなのです。



■例えば、それは「パチスロ」みたいなもの。


町中に溢れるパチスロでも、

『大当たり確定』

と呼ばれる現象が、
各ゲーム機に設定されています。

それは、

・映像の演出が変わったり、
・光り方、音の出方が変わったり、
・とある絵柄の揃い方がそろっている

など、見る人が見ればすぐわかるもの。


その「兆候」が出ていれば、
それは”チャンス到来”を表しており、

「スリーセブンを目押し(タイミングを合わせて押す)すれば揃う」

状態になっている、というもの。


だから、「兆候」に気付きさえすれば、
そのチャンスを決めればよいだけ。

押せば倒れる状態なのです。



しかしながら、

”その兆候に気がつかない素人”(私のような)は、

「押せば倒れる」

のに、台を離れてしまう、
その貴重な兆候をおめおめと逃してしまうわけです。



チャンスが目の前に来た時に、


1,その兆候に気がつけること

2,チャンスを決め切れること


この条件を持っていることこそが、
「実力者」たる証拠である、

と思います。



■そして、”営業”も同じ話だと思うのです。

それは他の職種でも、同じかもしれない。



世の中は、様々な変数が絡み合って動いているため、
「偶然」が占める要素は、多いです。


「偶然」も「必然」にできること。
目の前に来た「チャンス」を決め切れること。


まるでロジカルな話でもないですが、
それでも、大事な話だと思うのです。


そしてそのためには、結局のところ、


”たくさんスロットを回すかのごとく、まずは行動量を増やす。
 「偶然」「チャンス」に出会う確率を増やす”


ことにつきます。



世の中は、偶然だらけ。

しかし、それすら味方にできるような
そんな活動をしてこそ本物。


だからこそ、



【売れる営業とは、意図的に「交通事故」を発生させるもの】



のだと思います。


私自身、まだまだ交通事故の起しっぷりがたりませんが、
手数に工夫、日々の努力で、偶然を発生させたい、させていこうと
改めて思った次第です。


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【本日の名言】


偶然は準備のできていない人を助けない。
パスツール(生化学者)

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<編集後記>


最近、デジタルとアナログの手帳管理により、
色々な不和が発生しており、反省する次第。
仕事の仕方を変えねば、というサインが何処かしこから出ています。

デジタルな仕事のやり方にシフトしよう。

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