配信日時 2017/12/01 13:03

「これはない」と思えることにこそ、気づきのチャンスがある【フランクリン・コヴィー・ジャパン紀藤】

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<本日のお話> 平成29年12月1日 (第1386号)

「これはない」と思えることにこそ、気づきのチャンスがある

フランクリン・コヴィー・ジャパン紀藤

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(本日のお話 1658文字/読了時間2分)


■こんにちは。紀藤です。

昨日は「世代間ギャップ」について、
お互いの相互理解を進めるためのワークショップの実施。

そして夜は「人事交流会」の主催でした。

人事交流会では約20名の方にお集まりいただき、
「人事評価制度」について語り合いました。

(ご参加頂いた皆様、ありがとうございました!)




さて、本日のお話です。

「人事交流会」を実施して、
改めて思ったことが、

”自分と文脈の違う人達と話すことの気づきの多さ”

でした。

今日はそのことについて、
思うことをお伝えさせて頂ければと思います。


タイトルは、


【「これはない」と思えることにこそ、気づきのチャンスがある】。


それでは、どうぞ。



■少し前から

「オープンイノベーション」

という言葉が盛んに言われています。
(もしかしたらもっと前からかもしれませんが)

ちなみに、
”オープンイノベーションの定義”を調べてみると、
以下のように書かれていました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

オープンイノベーション(英: open innovation)とは・・・

自社だけでなく他社や大学、地方自治体、社会起業家など
異業種、異分野が持つ技術やアイデア、サービス、ノウハウ、データ、知識などを組み合わせ、
革新的なビジネスモデル、研究成果、製品開発、サービス開発、組織改革、行政改革、地域活性化、
ソーシャルイノベーション等につなげるイノベーションの方法論である。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


だそう。


色々、賢そうな文章で書かれていますが、

「異業種・異文化が交わるとイノベーションが生まれる」

という話かと思います。

私の友人も、オープンイノベーションなるプロジェクトに関わり、
活躍している人がいますが、話を聞くたびに、
”交わること” が、生み出す強大な力を、
素人ながら感じたりします。



■そして、先日の「人事交流会」を開催しながら、

「オープンイノベーションに通ずるな」

と、ひとり思うことがあったのでした。


昨日は、「”人事”交流会」で、
基本、対象は人事の方でした。

しかし、

「営業なのですが、ぜひ出たいです」
「組織長なのですが、興味があります」

という人も参加しており、
一緒に、”人事課題”などを話し合ったのでした。



会自体は、とても盛り上がり、
参加頂いた皆様に、最後感想を言っていただいたのですが、
そこで、「はっ」とさせられた感想がありました。


その感想とは、


『人事交流会だけれども、営業の方など、
 
 普段、接することがない人の意見が、刺激的で

 むしろ、気付きが多かった』


というコメント。

しかも、こういったコメントが、結構多かった。


そして、そこで思ったことが、



『異なる世界との”交わり”が、価値・気付きを生み出す』


ということでした。



■組織で働いているとメリットが多いです。

しかし、同時にデメリットもある。


その最たるものが、

”同じような仕事の仕方、同じような発想になりがち”

ということだと感じます。


本当は、もっと”生産的な会議の方法”がある、

本当は、もっと”効率的な経費の生産方法”がある、

本当は、もっと”効果的な情報共有の方法”がある、

、、、

そのように、いい方法は、
「箱(=組織)」の外に出てみれば、
いっぱい転がっているのに、

いつも同じ場所で、
いつもと同じ人と、話をしていると、
そのことにすら気が付かないものなのです。



■昨日の「人事交流会」では、

”人事×人事” 

の交わりの気付きもさることながら、


個人的な感覚としては、

”人事×「営業」”

というギャップがあったほうが、
より多くの発見があるように思いました。


視野を広げてみると、
それこそ、冒頭の「オープンイノベーション」のように、


「営業(いけいけドンドン)×法務(ミスなく確実に)」

「人事(全体最適を目指す)×起業家(一点突破)」

「IT(デジタル)×ものづくり(アナログ)」


みたいな、落差のある”交わり”こそ、
実は多くの気付きがあるのではなかろうか、

そんなことを思ったのです。



異種の交流で、新しい価値が生まれるのが、
イノベーションです。


自らも、フットワーク軽く、
「これはないな、、、」と思うような、今の自分と違う世界にこそ、
敢えて飛び込んでみることが、「気付き」「発見」への近道になると思うのです。


と、いうことで、

【「これはない」と思えることにこそ、気づきのチャンスがある】


そんなことを思った次第です。



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【本日の名言】


もし君と僕がりんごを交換したら、
持っているりんごはやはり1つずつだ。
でも、もし君と僕がアイデアを交換したら、
持っているアイデアは2つずつになる。

ジョージ・バーナード・ショー

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<編集後記>

本日から12月。
師走です。駆け抜けてまいります。

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