配信日時 2017/11/15 09:22

自分と文脈の違う人と出会うことは、「未知の可能性」を切り開く近道になりうる【フランクリン・コヴィー・ジャパン紀藤】

---------------------------------------------------------------------------------

<本日のお話> 平成29年11月15日 (第1370号)

自分と文脈の違う人と出会うことは、
「未知の可能性」を切り開く近道になりうる

フランクリン・コヴィー・ジャパン紀藤

------------------------------------------------------------------------------------

【メルマガ「未来習慣」 ぜひお友達にも教えてあげてください 】
 ⇒ https://www.future-habits.jp/

※読者様の感想・メッセージはこちら⇒ https://www.future-habits.jp/customer/

------------------------------------------------------------------------------------


◎本メールマガジン(未来習慣)は、

 フランクリン・コヴィーで働く著者が、
 7つの習慣や体験談を元にした、「人生にちょっと役立つ考え方」を通じて、

 ------------------------------------------------
 皆さまの1日を5%元気にする
 ------------------------------------------------

 ことを目的とし、1300日以上にわたって毎日お届けしている、
 500社2500名以上が購読するビジネスメルマガです。

 熟読するも読み流すも、自由な形でご活用下さい。

 ★紀藤康行プロフィール https://www.future-habits.jp/profile/

-----------------------------------------------------------------------------------

(本日のお話 1782文字/読了時間2分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は4件のアポイント。
ならびに夜は、2年前からご縁をいただいている
「ダイヤモンド経営塾」の仲間でもあり、
お客様でもあり、友人でもある方々と会食でした。

またゲストとして来られた、
某有名企業の社長ともお話しする機会があり、
美術品やら、芸術の話、歴史の話、、、他、
面白い話を聞かせていただきました。



さて、早速ですが本日のお話です。

最近、私よりずっと先輩で、
人生経験も長い方と接することが多くなりました。

その中で、

“「自分と文脈の違う人」と会うこと”

の大切さを、強く感じています。

本日はそのことについて思うことを
皆様にご共有させていただきたいと思います。

タイトルは、


【自分と文脈の違う人と出会うことは、
 「未知の可能性」を切り開く近道になりうる】


それでは、どうぞ。

■最近、ご縁あって
普通にしていたら出会わない方と
出会うことが増えています。

例えば、

・AIの専門家で東大の教授、とか
・自衛隊の第1空挺団(精鋭部隊)、とか、
・重量挙げの元日本3位で美術コレクターの社長とか、
・政治家の方、
・ITベンチャー(AI)の起業家、
・真剣の達人で武道家、

などなど。

これまでも、仕事柄、
多くの人と会っている気がしていましが、

「普通にしていて出会う方は限られている」

ということに、最近を振り返り、
改めて気がついたのでした。


■人には、「接する人の傾向」があると思います。

例えば、IT系の人であれば、IT領域の人。
大手企業に勤めている人は、社内の人。
学生は学生友達。主婦は主婦仲間、というように、
やはり「近しい文脈」の人は話やすいもの。

同じ世界観を共有していますから、
ある意味、居心地がよいのは当然かと思います。


私の場合、
「人材育成」に関わっている仕事をしているため、
出会う方も、”企業の人事の方、営業、組織の責任者(部長など)“です。

加えて言えば、基本的に数百名以上の企業が多いため、
ビジネスもある程度軌道にのっている会社も多い。

そうすると、
もちろん皆が同じとは言わないものの、

”「傾向」としては似ている”様

と感じるのです。


■しかし、自分の活動領域を拡げると、
全然違う人が、そこにはいる。

自衛隊で、第一空挺団に所属する人は、
真剣に己の人生をかけて国防を考えていたし、

AIの教授は、それで世界を変えると信じている。

建築の社長は、そのビジネスモデルが、
今の日本にとって必要であると確信していたり。


また、彼のライフワークの話を聞いていると、

・画家の伊藤若冲が好きな話
・美術品のオークションの話
・美術品の展示の仕方の話
・それにまつわる歴史の話
・明治の廃仏棄釈がいかなるものであったかの話

などなど、

「自分が想像すらしていない考え方」
「自分が存在すら知らない世界」

に、図らずも触れ、

「そんな世界があったのか」

と思わずにはいられなくなるのです。

つまり、大げさに言えば、

「世界の見え方が変わる」

とでも言えるのかもしれません。


■こんな話があります。

私たち、普通の人が「知っている領域」は、
“世界の0.1パーセント”、という話。

そして、

「知らないと知っている領域」
(例/数学とか医学とか法律とか
  知らなくとも、その分野があることは知っている領域)

を合わせたとしても、それでも理解は
“世界の1パーセント以下”であるそうです。

「知らないことすら知らない領域」は、
ほとんど無限といってもよいほどあるのです。


そして、実は、
その「知らない領域」にこそ、

”己の好奇心を刺激し、自分にとっての未知の可能性“

が眠っていることも多分にある、
と、改めて思うのです。

そして、それは、
自分の生活の予定調和を超えたところに転がっている。

「いつもの、普段の、、、」を超えたところに、
可能性の種は眠っている、と思うのです。


■最近、頻繁に聞く
「イノベーション」という言葉がありますが、

“あらゆるイノベーションは
「未知との出会い」がなければ生まれない”

ということがわかっています。

いつもの考え、いつもの人々の延長線上では、
イノベーションが起こりっこない、ということ。

今と違う結果を得ようとすることは、

“自分の中、または組織内に
 イノベーションを起こすこと”

に、他なりません。


そしてそのためには、

“「未知の世界」に触れること”様
です。

だからこそ、

【自分と文脈の違う人と出会うことは、
   「未知の可能性」を切り開く近道になりうる】

と思うのです。



------------------------------------------------------------------------------------

【本日の名言】


生きていることは素晴らしい。
この世界は面白いことでいっぱいだ。

アクレサンダー・グラハム・ベル

--------------------------------------------------------------------------------------


<編集後記>

未知の人、と出会うと、
驚きと、そしてその反動で疲れがでたりします。
それでも、色んな人に会うメリットのほうが、
大きいよな、と最近よくよく思います。

最近、カフェ打ち合わせで
コーヒーを飲みすぎてお腹がゆるいです。

=========================

<皆様の、ご感想お待ちしています!>

ぜひ、率直なご意見など、
皆さまのご感想、ぜひお聞かせください。
皆様の言葉が、力になります。
ご感想・ご意見は、ぜひ、こちらまで。↓

https://goo.gl/SRppG8

==========================

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
1日を5%元気にするメルマガ「未来習慣」 facebookページ
https://www.facebook.com/futurehabits/
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■


* 紀藤 康行*

フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社
Mobile:080-4795-8424(優先) Tel:03-3264-7401
〒102-0075 東京都千代田区三番町5-7 精糖会館7F
http://www.franklincovey.co.jp/


【メール配信について】
※本メールは、不朽の名著『7つの習慣』に関するナレッジや、
 自己成長の気付きなどについてお送りしております。
※記事中でご紹介している内容については、著者の個人の見解であり、
 フランクリン・コヴィー・ジャパン(株)とは関係ありません。
※ビジネス&ライフに小さな変革を【未来習慣】の配信停止はこちら
 ⇒ https://1lejend.com/stepmail/delf.php?no=HSfoIRnMfw