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<本日のお話> 平成29年11月14日 (第1369号)
惹きつけるリーダーは「PQ」を発揮している
フランクリン・コヴィー・ジャパン紀藤
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(本日のお話 2132文字/読了時間3分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は2件のアポイント。
ならびに夜からは、いつものごとく
「サムライ塾」の仲間と打ち合わせ兼、食事。
(むさ苦しく、男二人でシュラスコを食べてきました)
また、先週金曜日に告知いたしました、
「人事交流会」のご案内を、広く出させていただいたところ、
本当に一瞬でかなりの人数の方にお申し込みいただき、
ご返信が追いついておりません。。。汗
(順次、ご返信いたしますので、
ご連絡いただいた皆様、もうしばらくお待ちください)
*
さて、本日のお話です。
昨日の打ち合わせの最中で、
「リーダーに求められるもの」
というテーマでディスカッションをしました。
その際、話題となったことが、
“見落としがちであるリーダーの要素”
であり、そのことが改めて
大変重要であると感じましたので、
本日はその話について、皆様に
ご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【惹きつけるリーダーは、「PQ」を発揮している】。
それでは、どうぞ。
■古今東西、
リーダーに必要な能力とは、
色んな観点から語られています。
例えば、「カッツ理論」。
リーダーに必要なのは、
テクニカルスキル、ヒューマンスキルは当然必要。
それに加えて、物事を俯瞰的に、構造的に見る、
「コンセプチュアルスキル(概念化能力)」こそが大事である、
とする考えもあれば、
※カッツ理論 →
https://www.blwisdom.com/explain/item/7326-katz.html
リーダーシップの権威である、
コヴィー博士(私の会社ですね)が提唱するように、
リーダー層に必要なのは
・方向性を示す
・組織を整える
・エンパワーメントを進める
・模範になる
の4つの要素である、
とする考えもあります。
*
その他、
ドラッカーが提唱するリーダーシップ、
孔子の語るリーダーシップ、
武将の語るリーダーシップ、
、、、などなど
東洋、西洋、色んな形の
「リーダーシップ」があるでしょう。
もちろん、どれかが正しく、
どれかが間違っているという話ではなく、
正しく、切り分ける視点が違うだけ。
どれも貴重な学びであるということは、
言うまでもないことかと思います。
■さて、そんな中、
私が「サムライ塾」なる場で学んだ、
”リーダーに必要な要素”の分け方
の一つで、その通りだな、
と感じるものがあるのです。
それが、
『リーダーには、「IQ」「EQ」「PQ」の3つの要素が必要である』
とする考え方。
一つずつ説明いたします。
IQは有名ですから、
今更いうまでもないかもしれません、
Intelligent Quotient(知能指数)の略で、
俯瞰力、情報分析力、判断力などの「知性」です。
EQもだいぶ有名になりましたね。
Emotional Quotient(心の知能指数)の略。
共感力、傾聴力、自己管理力、コミュニケーションなどです。
そして最後、
これが見落としがちなのですが、
『PQ』(=Physical Quotient/身体的リーダーシップ)
これこそが、
”リーダーシップを発揮する上で、
重要だが、見落とされがちなことある”
と思うのです。
むしろ、見落とされがちというより、
「PQ」なるような発想が、
「日本人は、あまり考えない」
傾向があると思うのです。
■少し前にこんな記事がありました。
トランプ大統領の「変な握手」
https://www.businessinsider.jp/post-1516
(以下、記事より引用)
トランプ大統領は、非常に評判の悪い変な握手をすることで有名だ。
相手の手を取り、近くまで引き寄せ、ポンポンと軽く2、3回たたいて、
最後に手を上下に振って終わらせる、という大体の形が決まっている。
(中略)
トランプ大統領が相手の手を軽くたたこうとするのは、
自分が主導権を握ろうとする表れだと読み解いている。
*
この記事からお伝えしたいことは、
例えば、「握手」一つとっても、
そこには意味がある、ということ。
『「体の使い方」によって、
相手は、メッセージを受け取る』
という事実です。
これまたよく知られた話ですが、
“ノンバーバルコミュニケーション(言語外のコミュニケーション)は、
会話の内容より、相手に大きな影響を与える“
と言われます。
■つまり、何気ない所作、例えば、
・握手の仕方
・自分の立ち姿
・話す時の目線
・話す声のトーン
・何気ない手の組み方
、、、
それらの「体が放つメッセージ」は、
放つ言葉以上に、大きなメッセージになっており、
「相手を動かす大切な要素」
になっているということなのです。
では、リーダーは、
「自分の体が放つメッセージ」を
どれくらい意識しているのか、
ここを考えたいのです。
人はなんだかんだ言って、動物的です。
ライオンやトラも怖いし、クマも怖い。
同じように大きくてムキムキな、
ライオン的、クマ的な人は本能的に恐れます。
人は、理性、理論だけで動く生き物ではなく、
感情、感性、感覚で動かされることもある。
「相手を脅せ」、ということではないですが、
重要な局面(例えば記者会見、重要な発表のときなど)には
そういった側面にも、気を配る意識をする必要があるのでは、
と思うのです。
何故か信用できる、ついていきたい、
そう思わせる「何か」を決めるものは、
「PQ」(=Physical Quotient)身体的リーダーシップ
があり、
普段意識しないかもしれないけれども、
リーダーの要素として、非常に重要です。
■想像してみた時に、
物凄くロジカルだけど、
背中が丸まり、小さい声でボソボソと、
何の動きもなく話をするロボットみたいなリーダーと、
はたまた、
ロジカルさはやや足りないとしても、
しかしながら情熱に溢れ、堂々と場を巻き込み、
空気を圧倒し発言をしているリーダーでは、
説得力も、与える影響も違ってくるはず。
だからこそ、
【惹きつけるリーダーは、「PQ」を発揮している】
と感じるのです。
限られた時間、機会の中、
相手を巻き込み、惹きつけるための能力として、
意識し、気を配るべきリーダーの要素がPQである、
表面的な話に見えますが、とはいえ大切な話である、
そう思った次第です。
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【本日の名言】
立派に実行するほうが
立派にしゃべるよりも良い。
ベンジャミン・フランクリン
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<編集後記>
大切なことをしっかり伝えようとした考えたら、
あらゆるところに意識が向くのでしょうね。
日本人は、こういったプレゼンが余り上手でない、
と言われるのは、やはりPQ的な意識が少ないのだろうな、
と思う次第です。
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* 紀藤 康行*
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