配信日時 2017/11/05 00:25

なんとなくの「言葉」は伝わらない。一粒一粒、想いをのせて、自分の「言葉」で語ってこそ、人に伝わるもの【フランクリン・コヴィー・ジャパン紀藤】

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<本日のお話> 平成29年11月4日 (第1359号)

なんとなくの「言葉」は伝わらない。
一粒一粒、想いをのせて、自分の「言葉」で語ってこそ、人に伝わるもの

フランクリン・コヴィー・ジャパン紀藤

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(本日のお話 1235文字/読了時間1分半)


■こんにちは。紀藤です。

昨日はひたすら読者、読書。

米国のDARPA(ダーパ)と呼ばれる
軍事組織の科学実験について書かれた、

『マインド・ウォーズ  操作される脳 』
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ならびに、

『日本語が亡びるとき』
http://amzn.asia/93Ujuov


などを読み進めていました。




さて、早速ですが、本日のお話です。

昨日読んでいた
『日本語が亡びるとき』に書かれていたことを読みつつ、
「言葉の大切さ」について、思うことがありました。

今日はそのお話について、
皆様にご共有させていただきたいと思います。


タイトルは、


【なんとなくの「言葉」は伝わらない。
    一粒一粒、想いをのせて、自分の「言葉」で語ってこそ、人に伝わるもの】。


それでは、どうぞ。


■書籍『日本語が亡びるとき』に書かれていた話。


国際的な標準語が英語となり、
若い時から、母国語より、
標準語である英語を話す人が増えてくる。
(経済活動上、便利だから)

しかし、その汎用的なツールとしての
「言葉の波」が、特殊であるとされる言語(民族言語など)を飲み込んでいく結果、
何千もの言語がなくなっている、現実がある。


その土地に根付いた言葉、発音、文字。

それらのものがなくなった時、
大切にしてきた文化や心も失われるのではないか。

そして作家である特殊な言語の人々は、
そんなマイナーな言葉で、美しい表現をし続けることで、
今のこの「大が小を飲み込む」時代と戦っているのだ、

、、、

そのような話が語られていました。


■「言葉」とは、
古くから「言霊」とも言われるように、

ただのツールとしての言語を超えて、
深い意味があると感じます。


使う人の「魂」が、
話した言葉、
書いた言葉にこもるとき、

ただの「記号としての言語」を超えて、
相手の心を動かすものになる、

というのが「言葉」であると思います。



■少し話が変わるのですが、
先日、私が師と仰ぐ方とのやりとりで、
こんなことがありました。


私が、メールの冒頭で

「度々失礼いたします」

と伝えたところ、

「失礼なメールなら送らないこと」

というような指摘がありました。


そのときに思ったことが、

普段のビジネスシーンでも、
何となく、思いが込められていない、
空虚な表面的な言葉で話をしていることが、
多々あるのではないだろうか、ということ。


例えば、

「いつもお世話になっております」
(初めて会う人に対しても)

とか、

「お疲れ様です」(疲れてないのに)

とか、

「大変申し訳ございません」
(そんなに申し訳ないことでもないのに)

というように、

『何と無く聞こえがいいから』
『言った方が無難だから』

ということで使っている「言葉」が、
無意識でもたくさんあるのだろう、と思ったのです。


■もちろん、全てを否定するつもりはありません。

ただ、言葉とは

「相手に何かを伝えてこそ」

の存在です。


だから、なんとなく、
思ってもないのに伝える言葉は、
乱暴に言ってしまえば、

「がらくたの言葉」

といえるのかもしれないません。


そういったものは、受け取る側も、
「なんだか表面的」「気持ちがはいっていない」と感じるもので、
その人の言葉ではない、と思うものです。


だからこそ、自分が語っている、
言葉の一粒一粒が、自分の真心から出てきているものか、
見つめること。

きちんと精査して、
大切な珠のように、
丁寧に届けようとすること。


人には、きちんと伝えなければいけない、
大切な時があります。


だからこそ、
「言葉の大切さ」をもっともっと考えて、
自分の言葉で語ることが大切なのだろう、

と思います。


【なんとなくの言葉は伝わらない。
   一粒一粒、想いをのせて、
 自分の言葉では語ってこそ、人に伝わるもの】


です。


言葉を大切に、
相手に思いを伝えてまいりましょう。

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【本日の名言】

自分が真実から目をそむけて
子どもたちに本当のことが、語れるのか。

宮沢賢治

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<編集後記>

今日は、サムライ塾の全体勉強会でした。
私の人生の最初の師と仰ぐ人2人と、
現在の人生の師と仰ぐ人とともに、
偶然会えたことがとても嬉しく、幸せな気分です。

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* 紀藤 康行*

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