配信日時 2017/10/31 07:56

自分を欺かない。人が見ていないところが本当の勝負【フランクリン・コヴィー・ジャパン紀藤】

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<本日のお話> 平成29年10月31日 (第1355号)

自分を欺かない。人が見ていないところが本当の勝負

フランクリン・コヴィー・ジャパン紀藤

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(本日のお話 1884文字/読了時間2分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は2件のアポイント。

ならびに夕方と夜23時より、
プライベート(サムライ塾)の打ち合わせ。

日曜日に走ったフルマラソンの筋肉疲労で、
歩く度に、走り終えた勲章(=筋肉痛)を感じます。

これから数日は、ひたすら
肉と豆腐(タンパク質)です。



さて、本日のお話です。

先日より読んでいる個人的なヒット本、
『リーダーの指針「東洋思考」』より、
大切だな、と感じるメッセージを見つけました。

今日はそのお話について共有させていただくとともに、
思うところをお伝えできればと思います。

タイトルは、


【自分を欺かない。人が見ていないところが本当の勝負。】


それでは、どうぞ。


■「衆人環視」、という言葉があります。

この言葉は、私がこれまでの人生で、
「自分を変革する」ために、
最も役に立った言葉です。

100キロマラソンも
メルマガの1000号継続も、
トライアスロンも、
英語塾も(これは道半ばですが、、、)


「衆人環視」という言葉があったからこそ、
一定のところまで続けることができた、
と感じるほど。


■この「衆人環視」という言葉の意味ですが、
平たく言えば、

「人の目があると頑張れる」

という意味。

「衆人」(周りの人)が
「環視」(環になって見ている)ということ。

そんな、「人が見ている」環境下だと、
なんだかんだで頑張れるもの。

宿題が終わるまで、机の後ろに立っている
教育ママみたいなものでしょう。


■しかしながら、場合によっては、です。

気遣いのあるマナーも、
部屋の掃除も、
魂のこもったプレゼンも、
日々の勉強ですら、

誰も見ていないところでは、
ついつい怠けたりしてしまうことがあります。

(と、思いますが皆様いかがでしょうか)


■しかし、先日読んだ
『リーダーの指針「東洋思考」』で、
こんな事が書かれていました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
慎独 ― 自分を欺かない、自分に嘘をつかない

江戸の人々は自分を鍛えるのに、どのような方法をとったのでしょうか。
先述した「立腰」とともに、とても重視したものに、「慎独」があります。

(中略)

「自分をつくる要点は、自分を欺かない、自分に嘘をつかない」ということです。
心の中で思っていることと違うことばかりいっていると、
自分で自分を信用できなくなる。自分は他人に対して言っていると思っていますが、
実は一番その嘘を聞いているのは、自分だからです。

(中略)

常に自分の心に忠実に、これを「誠(まこと)」といいますが
そうしたことと反する場合は「黙っている」ということが大切です、

また人の視線のある所では、「紳士淑女」でいますが、
人の目がない独りのときは、『小人は閑居して、不善をなす』、
善くないこと、見苦しいこと、悪いことは、すべて独りの所で
起こすものだと言っています。

したがって、「独りの時に完璧」であれば、人の前ではもっと完璧になれます。
独りのときこそが自己鍛錬の最も重要な場なのです。

引用:『リーダーの指針「東洋思考」』(著:田口佳史)
 http://amzn.asia/cXGArLw
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

■自分を鍛えるためには、

「欺かない。自分に、嘘をつかない」

ことが何より重要である。

口に出す言葉も、
やっている行動も、
全部正直でいる必要がある。

そのため、やったりやらなかったり、
人前でだけいい格好をする、すなわち
「表裏がある」ということも、一番、自分が見ている。

それを繰り返していると、自分自身に納得できなくなる。
自分が信用できなくなる。

だから、

『独りの時が、もっとも重要な自己鍛錬の場』

である、というのです。

■何かをしようとするときに、
人の助けを借りて、「人に見られながら」何かをしていけばよい。

それは「衆人環視」という力を使い、
そして、自分を律すれば良いと思います。

そして、その後は、
いつでも、誰がいてもいなくても、
どんな状況でも、自分に対して“誠実”に、
常に決めたことをやり続けることができる。
自分を片時も欺かないこと。


自転車の乗り始めのように、
最初は、補助輪を付けて走り、
次は、父の手の支えがあり、自分で漕ぎ、
そして最後は、誰の手もなく、自分で走る。

そのように、

“人の助けを借りつつ、
最後は、自分で自分を律し続けることを目指す”

それこそが、成熟した人間であるのだろう、
そのように感じました。


誰しもが、そんなに強い人間ではない。

だからこそ、

【自分を欺かない。人が見ていないところが本当の勝負。】

ということを胸に、
日々、自分を律しつつ、
だからこそ、自分自身を信頼できる、
そんな生き方をしたいものだ、

そのように思った次第です。


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【本日の名言】

些細なことに不正直な者は、
大事に際しても同じことをする。

新約聖書

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<編集後記>

今日の話は、自らへの戒めとして。
木枯らしが吹いて、いよいよ冬の訪れを感じます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

<イベントのご案内>

さて、人材育成において来年度の計画ということで、
新人研修をご検討いただく企業が増えてまいりました。

本日は【新人研修「ディスカバリー」】について、
1点ご案内をいたします。

リピート率・満足度共にも高く、
非常に自信を持っている研修でございます。

本日はそのご案内です。


■では、新入社員研修「ディスカバリー」とは、
どんな研修なのか。


一昨年よりご導入いただいている
<日産自動車株式会社 高田様>から、
こんなご感想を頂いております。

一部ですが、ご紹介させていただきます。

(↓以下、ご感想の抜粋)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


【「ディスカバリー」をきっかけに
 新入社員の意識や行動が目に見えて変わった】


実施後のアンケートでは、
「社会人として成果を出すために何が必要なのかがわかった」という声や、
「自分が主体的に動かないといけない」というような声が多く見られました。

“パラダイム転換”や“オーナーシップ”というキーワードが、
具体的なイメージを伴って伝わっているのだと思います。

実際に彼らの姿を見ていても、
「ディスカバリー」の受講を機に、
会社に貢献できる人間になろうという意気込みが感じられ、
ネジが絞まったような印象を受けます。

初日は学生気分が残っていた彼らが、

【たった数日で一つひとつの行動に変化】

がみられました。

新入社員研修の最初のプログラムとして実施したこともあり、
その成長の変化に驚きと感動を持って見ていました。

研修の最後にまとめとして、
職場に配属されたあとにどのようなことを意識して行動するのかを、
グループごとに発表してもらいました。


そこで彼らからキーワードとして出てきたのは
“オーナーシップ”や“パラダイム”“プロフェッショナル”など。

これらはすべて「ディスカバリー」で伝えたものです。

それが出てくるということは、

【「ディスカバリー」で伝えたキーワードが定着しつつある】

ということだと思います。



日産自動車株式会社
人事本部 グローバル人財開発部 人財開発グループ
高田美香様

※全文はこちら→http://www.franklincovey.co.jp/training/case/jirei/manufacturing/269.html
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

というような声を頂いております。

新人研修について、

「まだこれから考える予定」
「そのうち考えなければいけない」
「今年の新入社員フォロー、まだ決まっていない…」

そのようにお感じのご担当様がいらっしゃれば、
ぜひこの機会に情報収集されてみてはいかがでしょうか。


これから年末に向かって、
2015年新人フォロー研修のシーズンでもありますが、
フォロー研修にもお役に立つ情報になるかと思います。

以下、無料プログラム説明会の詳細です。

============================
ここからご案内↓)

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  「7つの習慣」をベースとした、
  高い実績とクオリティを誇る新入社員研修「ディスカバリー」
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「ディスカバリー」は、新入社員が一日も早い独り立ちを経て、
「組織人」として貢献し、成果を出していくために必要なマインド(考え方・心構え)を
身につけることを目的としたプログラムです。4つのマインドから構成されており、
クオリティの高い映像や実践的な演習や映像を通じて、新入社員がより多くの気づきとともに、
「組織人」としての成長意欲を高めることができます。 「組織人」としてのマインドセットをすることにより、
自発的な行動変容が促され、結果的に早期に活躍する人材を育成することが可能になります。

【概要】
▼日時:2017/11/24 (金) 13:30~15:30
    2017/12/7 (木) 10:00~12:00
▼場所:東京・フランクリン・コヴィー・ジャパン本社
▼参加費:無料
▼定員:28名


【無料プログラム説明会内容】
ー「社会人」への意識改革ではなく、「組織人」への意識変革
ー「組織人」として貢献し、成果を出していくために必要なマインドとは?
ー 成果を出すための4つマインド「ディスカバリー・モデル」
 ~プロ意識/目的意義/ソリューション/ポテンシャル~

【プログラム詳細について】
以下サイトよりご確認ください。
https://www.franklincovey.co.jp/seminar/event/category/discovery/program.htm

【イベントの申込みはこちら】
ご参加希望の方は、是非下記サイトよりお申込みください。
https://www.franklincovey.co.jp/seminar/event/category/discovery/


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皆さまのご感想、ぜひお聞かせください。
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* 紀藤 康行*

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