配信日時 2017/10/23 16:15

【イベントのご案内】区別をすると、正解不正解を付けたくなる。レッテルを貼るのではなく,同じ方向をみつめてみる【フランクリン・コヴィー・ジャパン紀藤】

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<本日のお話> 平成29年10月23日 (第1347号)

区別をすると、正解不正解を付けたくなる。レッテルを貼るのではなく,同じ方向をみつめてみる

フランクリン・コヴィー・ジャパン紀藤

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(本日のお話 2156文字/読了時間2分)


■こんにちは。紀藤です。

昨日日曜日は読書に、選挙、
そしてテニス仲間と久しぶりに会い、
積もる話をしておりました。

今週末はフルマラソンですが、
かつてないほど練習ができていないため、どうなるか心配。
(まあ、自業自得です)

3時間30分を目指しますが、果たしてどうなることやら。
時間はありませんが、やれるだけやりたいと思います。



さて、本日のお話です。

最近、新入社員研修のお問合わせが、
大変ホットになってきています。

今日はその話をする中で、
人間関係にまつわる話について、思うところをお伝えしたいと思います。

タイトルは、


【区別をすると、正解不正解を付けたくなる。
   レッテルを貼るのではなく,同じ方向をみつめてみる】。


それでは、どうぞ。


■今でこそ、少なくなってきていますが、
新入社員研修のシーズンでの「あるある話」が、


「最近のゆとり世代(さとり世代)は、すぐ折れる」
「ちゃんと人事部は教育をしたのか?」
「すぐ、正解を求めようとする」

というような、
“今の若者に対する苦言”を、
現場の上長が口にして仕方がない、

という話。



■これは今の世の中の風潮かもしれませんが、

”色々なものに「レッテル」を貼ることで、
その世代を理解しようとする(理解したつもりになる)こと”、

多いと思うのです。

しばしば、

“わかる(判る)”ことは、”分ける”こと。

と言われます。


男と女、関西人に九州男児、右派と左派、
生まれ、育ち、価値観、色んなことを「区別」すると、
その特徴を掴んだように思えて、理解が深まった気がする、

そういうものです。


■しかし、“分ける”、”区別する”と、
同時に弊害も起こるのです。

それは、

”「差」をつけたくなる。
「どちらが正しい」と言いたくなる。”

ということ。

そんな「善悪二元論」的な発想が、
全員とは言わずとも、
起こりがちになるです。


これまでも、
色々な世代間の「レッテル」が
貼られてきました。

例えば、

大正世代(1912-1926)
昭和一桁(1926-1934)
焼け跡世代(1935-1939)
戦中生まれ世代(1941-1946)
全共闘世代(1941-1949*大学進学者)
団塊の世代(1947-1949)
しらけ世代(1950-1964)
ポスト団塊世代(1950-1955)
断層の世代(1951-1960)
新人類世代(1961-1970)
バブル世代(1965-1969)
団塊ジュニア世代(1971-1974)
ポスト団塊ジュニア世代(1975-1979)
氷河期世代・ミニマムライフ世代(1980-1988)
ゆとり世代(1987-2004)
さとり世代(ゆとり世代と同時期)

(スゴイですね、、、)


こう並べてみると、

“どの世代が正しくて、
どの世代が間違っている“

なんてことは、言えないわけです。

言えることは、

【ただ単に「違う」】だけ、

それだけです。


■、、、にも関わらず、
経験の差があったり、入社年次が早かったり、
立場が上か下かという差があると、

”一方的に、下が批判される”

という、なんとも悲しく、
理不尽なことが起こったりするのです。


しかし、です。

“「違い」を批判する”

だけでは、何ももたらしません。

最終的に、本当に目指したいことは、
相手(新人)を批判する、ではなく、

「会社の理念」
「組織のビジョン」
「チームの目標」

など“共通の目的”を達成するために、

・早く育ってくれる(基本的なルールを身につける)
・自分の強みを最大化する
・周りとの協働ができる

というように、「価値」を発揮してもらうこと。

「違い」を否定するのではなく、
活用してこそです。



■これは、新入社員の教育に限りませんが、


”「相手(新人)が持っている良いところ」は、年齢がなんであれ吸収し、
「自分(先輩)が持っている得意なところ」は、共有する”

というように、互いを尊重しつつ、
教え、育てる、というスタンスが、
とても大事である、と思うのです。


マナーや外せない仕事のプロセス、
仕事上で絶対抑えなければいけない考え方などは、
もちろん先輩が厳しく指導すればよい。

ただなんでもかんでも上から下へ、
では育たないということは

人材教育(特に新人研修)において、
特に重要なポイントである、と思うのです。


コミュニケーションとは、

“受け取る側”(聞く方)にも問題はありますが、
”伝える側”(話す方)にも問題があること

は意外と多いもの。


だからこそ、
特に新入社員研修などにおいては、

「新入社員」と「受け入れ側」
双方の違い、考え方をすり合わせること

が必要であると思います。


■そして、そんな文脈から、
今日ご紹介したいのが
新入社員研修「ディスカバリー」。

この研修は、もちろん
「新入社員」のマインドセットを
目的としています。

しかし、それだけではありません。


「上司・先輩」と「新入社員」が
違いを尊び、そして同じ目線を持つための、

”思考フレーム”
”共通言語”

が共有できるような、
そんなプログラムになっています。


と、いうことで

【区別をすると、正解不正解を付けたくなる。
   レッテルを貼るのではなく,同じ方向をみつめてみる】

ことが大事です。


以下、無料プログラム説明会の詳細です。
ご興味がある方は、ぜひお越し下さいませ。

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【テーマ】
新人社員研修「ディスカバリー」 無料プログラム説明会

【内容】
新入社員が1日も早い独り立ちを経て、組織の重要な戦力として成長するために、
「組織人」として必要なマインド(思考・心構え)を身につけることにフォーカスした
研修プログラムです。

【特徴】
・「7つの習慣」をベースとし、質の高い映像とワークを 中心に構成されるプログラム
・日産自動車様を始めとした多くの企業様がリピートでお申込みされる実績
・ 記憶と定着を実現するための工夫を施した研修内容


【日時】
2017年10月27日(金) 10:00~12:00
2017年11月8 日(水)13:30~15:30

【会場】
フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社
〒102-0075 東京都千代田区三番町5-7 精糖会館7F

【定員】 30名


【お申込み・詳細はこちら】↓
http://www.franklincovey.co.jp/seminar/event/category/discovery/
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【本日の名言】

愛する、それはお互いに見つめ合うことではなく、
一緒に同じ方向を見つめることである。

サン=テグジュペリ
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<編集後記>

同じ方向を見つめることが愛、、、、
深いですね。

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* 紀藤 康行*

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