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<本日のお話> 平成29年10月6日 (第1331号)
「スッパリやめる」か「ほどほどやめる」か。習慣化のためには、どちらが効果的か?
フランクリン・コヴィー・ジャパン紀藤
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(本日のお話 2365文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は三件のアポイント。
ならびに、先月行った経営幹部研修
「リーダーの4つの役割」の
フォローアップなどでした。
*
さて、早速ですが、本日のお話です。
先日読んだ本、
『人生を変える習慣の作り方』(著:グレッチェ・ ルービン)
http://amzn.asia/cKTJyIr
を読み、「なるほどな」と納得することが多く、
1人膝を打っておりました。
今日はその本から学んだことについて、
皆様にご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【「スッパリやめる」か「ほどほどやめる」か。
習慣化のためには、どちらが効果的か?】。
それでは、どうぞ。
■世界15カ国に翻訳された
『人生を変える習慣の作り方』
http://amzn.asia/cKTJyIr
という本があります。
ダイエットをしたい。
甘いものを控えたい。
運動をする習慣がほしい。
タバコを控えたい。
勉強をしたい。
早起きしたい。
、、、
世界どこでも、
「いい習慣を作りたい」
「よくない習慣をやめたい」
というのは、共通のようです。
■実際、こんな名言もありますね。
・人は繰り返し行うことの集大成である。
だから優秀さとは行為ではなく、習慣なのだ。(アリストテレス)
・はじめは人が習慣を作り、
それから習慣が人を作る。(ジョン・ドライデン)
・習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。(ウイリアム・ジェームズ)
・思いの種をまき、行動を刈り取り、
行動の種をまいて、習慣を刈り取る。
習慣の種をまき、人格を刈り取り、
人格の種をまいて、人生を刈り取る。(サミュエル スマイルズ)
などなど。
あらゆる偉人賢人が、
「習慣は人生の土台である」と言うほど
ものすごーく重要な要素であると言います。
■そして、手前味噌ではありますが、
なんだかんだで私自身、
「習慣って大事である!」と思い、
「メルマガ 未来習慣」
(=未来に身につけられたら良いと思われる習慣/考え方、行動)をテーマに、
1300日、毎日更新をしているので、
日々日々考えているつもり。
そして、色々本を読んだり、
経験したり、考えたりして、
「習慣化」をするために、
私の中で、ある1つの答えがでました。
それは、前提として
・人間は弱い。意志も弱い。
・だから、習慣化を本気で実現したければ
「退路を断つ」くらいの気概が必要。
ということ。
そして「退路を断つ」というのは、
『スッパリやめる or 何が何でも毎日続ける、と「決める」こと』
を指します。
これが、習慣化のために、
必要不可欠ではなかろうか、
と思ったのです。
すなわち、
”中途半端だと、習慣化は出来ない”、
というのが
私の中の1つの結論でした。
■例えば、メルマガなどいい例です。
私の友人で、私と同じように
メルマガを書いている人がいます。
メルマガの継続を成功した人、失敗した人
それぞれいるのですが、
・メルマガ継続に成功した人
=毎日絶対書く、または日曜は絶対書くと、退路を断った人。
すなわち、「スッパリ」やると決めた人。
・メルマガ継続に失敗した人
=週一回、どこかで書こう、と、
やるやらないの余地を残した人。
すなわち、「ほどほど」でスタートした人。
面白いもので、
「時間に余裕ができた時にやろう」
とした場合、逆にやらなくやるのです。
前者の「スッパリ、やる!」と決める人は、
継続できるのに、
「ほどほどで、やろう」の人は、
なぜか、どこかで頓挫してしまう。
継続に失敗している。
だから、こう、結論付けたのです
人間は弱い。意志も弱い。
だから、習慣化を本気で実現したければ、
「退路を断つ」事が必要。
だから、
【習慣化のためには「スッパリ」決めること。
「やる!」と決めきること】
が重要である、
そう思ったのでした。
そして、これは、
ダイエットでも運動でも、
あらゆることで言えるのだろう。
「気が向いたら」「ちょっとだけ」
と余地を残しても、つまづく一因にしかならない、
そう、思っていたのでした。
■、、、、しかし、です。
(前フリがやたら長くなってしまいました、、、)
先述の、『人生を変える習慣の作り方』の著者グレッチェン氏は、
「習慣化の成否」を分ける要因について、
こんなことを語っています。
「習慣化のために、
”スッパリやめる”か、”ほどほどにやめる”か、
どちらが良いか、という議論があります。
これは、結論ですが、
『人による』のことがわかりました」
、、、と。
先ほどあれだけ熱く語ったのですが、
グレッチェン氏によると、
どうやら私の仮説とは違う様子。
これは、どういうことか?
そのことについて、こう続けます。
「例えばダイエット。
クッキーを食べないようにする、と決めた時、
スッパリやめたほうが、私の場合はいい。
1枚食べると、11枚食べてしまうから。
でも、別の人は、
1枚食べれば満足、という人もいる。
それで抑えられる人もいる。
”これは、自分に合ったやり方”
を、見つけなければならないのです」
とのこと。
■ダイエットとメルマガ。
やめる習慣と、続ける習慣。
それぞれ特徴に違いはあります。
ただ、この一連のことから思ったことは、、
【誰にでも当てはまる、ウルトラCなど存在しない】
ただ、この事実でした。
私は、スパルタが好きです。
多分、多少M気質なところがあります。
毎日やれ、きつくてもやれ、
くらいのほうがちょうどいい。
やるならやる、やらないならやらない、
の方がちょうどいい。
でも、そうじゃない人もいる。
1週間に1回で、リズムができる人もいれば、
ほどほど、ちょっとずつ、ソフト・ランディングで、
が合っている人もいる。
その人の性格、経験、状況によって、
正しい答えは変わってくるものでしょう。
■結局、「習慣づくり」でも、
手数を出して、いろいろ試して、
そして、自分にあった方法を、
”自分自身の手で、見つけること”
が大事、ということ。
【「スッパリやめる」か「ほどほどやめる」か。
習慣化のためには、どちらが効果的か?】
と問われれば、
『人によります』
が答え、なのです。
とにかく、動いて、感じて、
自分にとって、ベストな方法を見つけていくこと、
ただそれだけです。
これは、「習慣化」だけでなく、
あらゆることに言える話だと思います。
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【本日の名言】
才能は隠れているものだから、
出かけて行って見つけなければならない。
フロリアン
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<編集後記>
「このやり方が絶対!」ということは、
そうそうはないのでしょうね。
結局は手数なんだな、と改めて思う次第。
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* 紀藤 康行*
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