---------------------------------------------------------------------------------
<本日のお話> 平成29年10月5日 (第1330号)
読書ではなく、「戦い」と考える。向き合う姿勢を考えることで、定着率は格段に上がる
フランクリン・コヴィー・ジャパン紀藤
------------------------------------------------------------------------------------
【メルマガ「未来習慣」 ぜひお友達にも教えてあげてください 】
⇒
https://www.future-habits.jp/
※読者様の感想・メッセージはこちら⇒
https://www.future-habits.jp/customer/
------------------------------------------------------------------------------------
◎本メールマガジン(未来習慣)は、
フランクリン・コヴィーで働く著者が、
7つの習慣や体験談を元にした、「人生にちょっと役立つ考え方」を通じて、
------------------------------------------------
皆さまの1日を5%元気にする
------------------------------------------------
ことを目的とし、1300日以上にわたって毎日お届けしている、
500社2500名以上が購読するビジネスメルマガです。
熟読するも読み流すも、自由な形でご活用下さい。
★紀藤康行プロフィール
https://www.future-habits.jp/profile/
-----------------------------------------------------------------------------------
(本日のお話 1987文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は2件のアポイント。
ならびに、夕方からは、ひたすら読書、読書。
「世界史」について、現在5冊ほど
同時並行的に本を読んでいます。
しかし、このジャンル(歴史)については、
まだまだ知らないことが多すぎて、読むことに
一苦労どころか、四苦八苦しております。
しかしながら、この機会に全力で吸収すれば、
これからの人生における「知恵」になるのだろう、と思いつつ、
気合を入れて読み進めております。
*
さて、本日のお話です。
今日は、上記の話に関して、
「読書」について思うところをお伝えいたします。
いまさら“「読書」の大切さ”を
皆様に語るつもりはないのですが、
ある短期間で、物事を吸収しようとするとき、
「心がける大切な姿勢」はあると、私は思います。
タイトルは、
【読書ではなく、「戦い」と考える。
向き合う姿勢を考えることで、定着率は格段に上がる】。
それでは、どうぞ。
■学生時代、誰もが
一度は経験したことがある”一夜漬け”。
私も例に漏れず、
”一夜漬け”の経験がままあります。
(むしろ、殆どそれで乗り切ってきたような、、、)
殆どは「乗り切るだけ」のレベルだったのですが、
たしか中学2年か3年のある時。
猛烈にスイッチが入ったときがありました。
そして、
「トランス状態で一夜漬け」
をしたことがありました。
机に書きなぐるような形で、
「なぜ?なぜ?」と教科書の内容を、
自分の疑問の思うままにそこら中に書きなぐり、
試験の教科書のページを無視して
あっちへ飛び、こっちへ飛び、
気づけば朝を迎えていた、、、
そんなときがありました。
■ちなみに私は、
頭の出来が優秀なわけでもなんでもなく、
今も昔も、一般的な普通の人だと思っています。
ただ、そのときばかりは、
「脳細胞の一つ一つが活性化して、
あらゆることを吸収できた1日」
であったと、今でも鮮明に思うのです。
そして、トランス状態になった結果、
その試験の結果は、学年で2位と、
やたらと良い成績だったのでした。
(その時だけでしたが、、、汗)
■同様に、同じような話はしばしば聞きます。
・MBAの取得のために留学をしていた友人。
その時は、物凄く集中して知識をはじめ、
あらゆることを叩き込み、
結果、自分でも驚くような成長だった。
という回顧録とか、
・転職をしたある時、学ばざるを得なくなり、
マーケティングの本を読み漁って、
1ヶ月立たないうちに、その周辺の知識を一気に獲得した、
とか、勉強以外でも、
・ウルトラマラソン100キロ完走のために、
毎週末フルマラソンを1ヶ月走ったら、
足の筋肉に革命的な進化が起こった(私)、
などなど。
人は、「集中する」と、思った以上に
“成長の伸び率”をもたらせるものです。
そして、
”成長の伸び率”を「開放できるか否か」
は、決して運などではありません。
その「成長の伸び率」を決めるものとは、
【1分1分、戦いのごとく、
集中して取り組んでいるか】
という、覚悟や本気度である、
私は、そう思います。
■受験の時に、わずか1年で
多くの成長を遂げた、あらゆる知識を洗練させた、
という人、少なくないと思います。
しかし、社会に出て仕事が始まると、
「日中は仕事があって忙しい」
「なかなか時間も取れない」
そんな理由で、勉強をする機会も少なくなる人も、
きっと多いのではないだろうか、と思います。
しかし、もし、日々成長を願い、
その先に、世への貢献を考えていくのであれば。
限られた時間だからこそ、
より濃密に、急角度で吸収できる
工夫をすることが大事になってくるのでしょう。
そして、そのためには、
【1分1分、戦いのごとく、集中して取り組む】
という姿勢、
燃えるような気概が必要になる、
私はそう思うのです。
■最近、何かを吸収しよう、
自分のものにしようというスタンスで本を読んでいると、
“「読書」という表現は、何となく違うな、、、”
と思うようになってきました。
楽しく、小説を読み進める、
という読書であれば、「読書」という感じなのですが、
こと、”短期間”で
・未知の世界を探求する、
・事実を理解し、自らの見識を拡げる、
・教養として知恵を深める
という目的で読書をする場合、それは
”「読書」でなく「戦い」と呼ぶ”
ほうが、しっくりくる気がします。
本を、色ペンで汚しながら、
著者に対して、「なぜ?なぜ?」と疑問を投げかける。
インターネットや他の本も駆使しながら、
探求の旅をする。
ただ、文字を追うのではなく、
感覚を研ぎすませて向き合う。
静かな場所で集中して
一分一分を惜しむ。
1時間あっという間に時間が経つほど没頭し、
5分休む。そしてまた読み進める。
戻ったり、先へ行ったりを繰り返したり、
疑問や理解を書き込んだりする。
そんな工夫が、
「ガチンコの読書(戦い)」ではなかろうか、
そして、そのスタンスが学びを深めてくれるのではなかろうか、
そのように、私は思っています。
■パッと見、同じ「読む」という行為でも、
「読書の質」
には差があるもの。
この「読書」は、
自らの血肉にする「読書」(戦い)か。
自らの言葉として伝えることができる「読書」(戦い)か。
「自分の知恵」に昇華することができるような「読書」(戦い)か。
行為を行っているときの、
“自らのあり方”に目を向けること。
そうして、より密度の濃い1分1分にしていくこと。
【1分1分、戦いのごとく、集中して取り組む】
そうしてこそ、得られるものも大きい、
そう思った次第です。
------------------------------------------------------------------------------------
【本日の名言】
食欲なくして食べることが健康に害あるごとく、
欲望を伴わぬ勉強は記憶をそこない、
記憶したことを保存しない。
レオナルド・ダ・ヴィンチ
--------------------------------------------------------------------------------------
<編集後記>
不思議なもので、
「自分の頭のなかにある知識、経験」を
「メルマガとして放出」(=この流れが循環)させると、
1日が元気になるのです。
このメルマガ、たしかに
「書くの面倒くさいなあ」なんて思う日もありますが、
自分が一番元気になるのが、不思議です。
=========================
<皆様の、ご感想お待ちしています!>
ぜひ、率直なご意見など、
皆さまのご感想、ぜひお聞かせください。
皆様の言葉が、力になります。
ご感想・ご意見は、ぜひ、こちらまで。↓
https://goo.gl/SRppG8
==========================
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
1日を5%元気にするメルマガ「未来習慣」 facebookページ
https://www.facebook.com/futurehabits/
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
* 紀藤 康行*
フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社
Mobile:080-4795-8424(優先) Tel:03-3264-7401
〒102-0075 東京都千代田区三番町5-7 精糖会館7F
http://www.franklincovey.co.jp/
【メール配信について】
※本メールは、不朽の名著『7つの習慣』に関するナレッジや、
自己成長の気付きなどについてお送りしております。
※記事中でご紹介している内容については、著者の個人の見解であり、
フランクリン・コヴィー・ジャパン(株)とは関係ありません。
※ビジネス&ライフに小さな変革を【未来習慣】の配信停止はこちら
⇒
https://1lejend.com/stepmail/delf.php?no=HSfoIRnMfw