----------------------------------------------------------------------------------
<本日のお話> 平成29年9月24日 (第1319号)
今週の一冊『どの教科書にも書かれていない日本人のための世界史』
フランクリン・コヴィー・ジャパン紀藤
------------------------------------------------------------------------------------
【メルマガ「未来習慣」 ぜひお友達にも教えてあげてください 】
⇒
https://www.future-habits.jp/
※読者様の感想・メッセージはこちら⇒
https://www.future-habits.jp/customer/
------------------------------------------------------------------------------------
◎本メールマガジン(未来習慣)は、
フランクリン・コヴィーで働く著者が、
7つの習慣や体験談を元にした、「人生にちょっと役立つ考え方」を通じて、
------------------------------------------------
皆さまの1日を5%元気にする
------------------------------------------------
ことを目的とし、1300日以上にわたって毎日お届けしている、
500社2500名以上が購読するビジネスメルマガです。
熟読するも読み流すも、自由な形でご活用下さい。
★紀藤康行プロフィール
https://www.future-habits.jp/profile/
-----------------------------------------------------------------------------------
(本日のお話 1753文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
本日、日曜日は朝から
「サムライ塾」の打ち合わせで、
皆で歴史の世界観についてディスカッション。
特に、高校時代、世界史の全国模試でトップを
叩き出していた仲間を軸にして、
"ヨーロッパ、シナ(中国)、モンゴル、日本、
それぞれの世界が紀元前からどのように絡み合い、
歴史を作り上げてきたのか"
について4時間、語り合っていました。
知らないだけで、今ある世界は、
たしかに過去とつながっています。
そして、その歴史の片鱗が、
実は知っていればあらゆるところに見えたりする。
なぜ、イギリスはマイル表示なのか?
なぜ、kmの表示が出来たのか?
なぜ、西洋文明が中心となっているようにみえるのか?
学べば学ぶほどわかってきます。
今起きている国際問題も、
すべて実は繋がっている。
「今を理解するために、過去を知ること」。
その大切さを、痛感している次第です。
*
さて、そんな思いも込めて、
今週、皆様に、ぜひご紹介したい一冊は、
=============================
『どの教科書にも書かれていない日本人のための世界史』
(著:宮脇 淳子)
http://amzn.asia/7pjq42p
=============================
です。
■まず、考えてみたいのですが、
そもそも「歴史」とは何なのでしょうか?
よく、「歴史」とは、
”勝者が作ったもの”などと言われたりします。
または、新しい事実が見つかって、
突然書き換えられたり、本当なのか作り話なのか、
なんとも曖昧なもののようにも思えます。
中学、高校で学んだ、
・日本史
・世界史
・東洋史、西洋史、
・ヨーロッパ史
など、歴史の切り分け方にも
色々な呼び名があるし、
複雑に年号が絡み合う出来事の連続に、
どのような視点で掘り下げればよいかも、よくわからない。
だから、私達の多くは、
「歴史」という人が積み上げてきたものを、
”分断された年号としての「点」(=出来事)”
でしか理解できていなかったりする。
その背景に流れている、文脈、
なぜそれが起きたのかというストーリーを、
理解できていない人がほとんどである、、、
そういっても過言ではない、
と思うわけです。
■しかしながら、
歴史を全体として見渡した時に、
今ある国々もそうだし、
その文化もルールも、
『歴史は、お互いに影響を与えあって出来てきた』
という事実は、間違いなくあるわけです。
日本は海に囲まれた珍しい環境だったからこそ、
他の国から攻め入られることが少ない、
稀有な歴史を持つ国です。
しかし、中国も、モンゴルも、
ヨーロッパも、陸続きであり、
その中で、民族の移動、宗教戦争など、
一国だけでは論じることができない環境で、
「取った取られた」を繰り返しつつ、その歴史を作り上げてきました。
攻められて、取られた国は、
その国の歴史がなくなる。
確かに存在していても、
教科書にはのらず、教えられることもない、
そうなってしまうのが歴史です。
そうやって、まるで
「陣取り合戦」のような要諦を、
繰り返し続けてきたのが世界の歴史なのです。
■日本にいると、
「国に歴史があるのは当たり前」
と思う人、多いようです。
しかし、世界約200の国がある中で
日本のように、『古事記』『日本書紀』とか、
2600年前の神武天皇(初代天皇)の存在など、
これほど長い歴史を語り継がれてきた国は、
実は日本だけということがわかります。
(※参考映像:「History of the World : every year」
https://www.youtube.com/watch?v=ymI5Uv5cGU4
日本だけが侵略されず、歴史を紡いできたことが分かる映像です。)
「日本」という国がものが、
そういった「陣取り合戦」のような、
世界での争いに巻き込まれず、
脈々と、その歴史を紡いできた、ということは、
実は驚くべきことであり、私達が知るべき、一つの「教養」である、
私はそう思います。
■グローバル化と呼ばれる中で、
英語を学ぶことも大事です。
しかし、それと同様に、
否、それ以上に大切だと思うのは、
「他の国との違い」
「歴史的な違い」
「日本が持つ世界に誇れる文化、歴史」
を理解することである、
そう思います。
”お互いの違い”を理解し、
深い話を伝えることによって初めて、
そこに尊敬が生まれ、
お互いへの尊重が生まれ、
だから協力、共存を生み出すことができるものです。
■学校で、このようなことは教わりません。
歴史を紐解いてみないと、
なかなかそういった事実は知り得ないのですが、
この、
『どの教科書にも書かれていない日本人のための世界史』
を読んでいただくと、そのような
「歴史の大局観」をつかむことができます。
とても読みやすいですし、
ぜひ、教養の一つとして、
お読みいただく価値がある一冊です。
------------------------------------------------------------------------------------
<今週の一冊>
『どの教科書にも書かれていない日本人のための世界史』
(著:宮脇 淳子)
http://amzn.asia/7pjq42p
--------------------------------------------------------------------------------------
<皆様の、ご感想お待ちしています!>
ぜひ、率直なご意見など、
皆さまのご感想、ぜひお聞かせください。
皆様の言葉が、力になります。
ご感想・ご意見は、ぜひ、こちらまで。↓
=========================
【メルマガ感想 入力フォーム】
https://goo.gl/SRppG8
==========================
<編集後記>
教養とは、歴史と哲学。
このダイナミズムを知ると、
自分の考え方が、劇的に変わります。
今のような、不確定な時代だからこそ、
受け身ではなく、自らの歴史を積極的に考える事が大事、
本当に、そう思います。
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
1日を5%元気にするメルマガ「未来習慣」 facebookページ
https://www.facebook.com/futurehabits/
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
* 紀藤 康行*
フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社
Mobile:080-4795-8424(優先) Tel:03-3264-7401
〒102-0075 東京都千代田区三番町5-7 精糖会館7F
http://www.franklincovey.co.jp/
【メール配信について】
※本メールは、不朽の名著『7つの習慣』に関するナレッジや、
自己成長の気付きなどについてお送りしております。
※記事中でご紹介している内容については、著者の個人の見解であり、
フランクリン・コヴィー・ジャパン(株)とは関係ありません。
※ビジネス&ライフに小さな変革を【未来習慣】の配信停止はこちら
⇒
https://1lejend.com/stepmail/delf.php?no=HSfoIRnMfw