------------------------------------------------------------------------------------
<本日のお話> 平成29年7月26日 (第1259号)
偉大なる先輩社員の卒業から思う 「自らが去るその時、何と言われたいか」を考える意味
フランクリン・コヴィー・ジャパン紀藤
------------------------------------------------------------------------------------
【メルマガ「未来習慣」 ぜひお友達にも教えてあげてください 】
⇒
https://www.future-habits.jp/
※読者様の感想・メッセージはこちら⇒
https://www.future-habits.jp/customer/
------------------------------------------------------------------------------------
◎本メールマガジン(未来習慣)は、
フランクリン・コヴィーで働く著者が、
7つの習慣や体験談を元にした、「人生にちょっと役立つ考え方」を通じて、
------------------------------------------------
皆さまの1日を5%元気にする
------------------------------------------------
ことを目的とし、1200日以上にわたって毎日お届けしている、
500社2500名以上が購読するビジネスメルマガです。
熟読するも読み流すも、自由な形でご活用下さい。
★紀藤康行プロフィール
https://www.future-habits.jp/profile/
-----------------------------------------------------------------------------------
(今日のお話 1645字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は2件のアポイント。
並びに午後からは、「4Dx」(戦略実行)の説明会。
普段、私のような営業がやることはないのですが、
「とりあえずやってみよう」ということで、
実施し、2時間、ファシリテートさせていただきました。
実際にやってみると、自分自身でも気付きが多く
勉強になるとともに、プログラムへの理解、
そして深みを知る、よいきっかけになりました。
(お越しいただきました皆様、誠にありがとうございました!)
また気が向いたら、改めてやってみたいと思います。
*
さて、本日のお話です。
昨日の夜に、弊社のある講師の方の、
定年退職による、社員卒業式がありました。
退職をするわけではなく、雇用形態が変わるので、
お別れではないのですが、その際の会が素晴らしく、
「かくありたいものだ」と、働き方、生き方を考えさせられるものでした。
今日は、昨日の会のお話を共有させて頂くとともに、
「真に充実した仕事人生とは?」について、
想いを馳せたいと思います。
タイトルは、
”偉大なる先輩社員の卒業から思う、
「自らが去るその時、何と言われたいか」を考える意味”。
それでは、どうぞ。
■Mr.7つの習慣。
私、個人としてもそう思うし、
周りからもそう認められるような、そんな講師がいます。
それが昨日の社員卒業式をされたK講師。
弊社の立ち上げから、20年会社を支え続け、
登壇回数は1000回を超え、
3万人を超える受講者に学びを伝えてきました。
実際に、一緒にお仕事をさせていただくときも、
その人格の高さ、人間の大きさに、
父のような、兄のような親しみを覚えてしまう、
そんな偉大なる講師です。
私も、心から尊敬しています。
そんなKさんが、昨日65歳の定年を迎え、
「社員講師」をいう形から、
卒業されることになったのでした。
■その会の中で、何よりも印象に残っていたこと。
それが、
「皆からの、K講師に捧げる言葉が、
“本当に感謝に溢れる言葉ばかりだった”」
ということでした。
人は正直な生き物です。
前職も含め、
今までも、いろんな人の「卒業式」を見てきました。
(そして、皆様も、そういった場面に立ち会うこと、
きっと少なくないのではないか、と思います。)
そして思うのですが、
その「卒業式」の際に、
”その人の真価が問われる”と思うのです。
去る、その瞬間に、
「どのような言葉を贈られるのか」
「どれほど惜しまれているのか」
「どんな感謝の念が溢れているか」
これらのことが、
その人がもたらした価値を端的に表す
全てではなかろうか、
そう感じるのです。
■いくら、力を振りかざしていたとしても、
実際は、別れの瞬間、誰もこない。
職場でいいことを行って、
上手にコントロールしていたように見せても、
誰からも、お礼の言葉がない。。。
または心がこもっていない。
、、、
そういったケース、
ままあるように思いますし、
実際の話、その「最後の瞬間」にこそ、
全てが現れてくるもの。
だから、その人が、会社に、私たちに、周りに、
どれほどの影響を与えたかは、
(または与えていないかは)
”「去るその瞬間」に明らかになる”
そんなことを感じました。
■昨日のK講師の社員卒業式では、
その場にいる誰もが、
・共に働けた喜び、
・これまでの献身への感謝、
・彼に対しての愛情、
・成し遂げてきたことへの尊敬、、、
そんなことに溢れた会でした。
人の価値とは、目に見えないものです。
また測れるものでもないかもしれません。
ただ、私が思うに、
『人の心に、何を残せたか』
というのは、その人の価値、
大きさを証明する一つになりえるのではないか、
そう感じました。
■そして同時に、思います。
自らが去る時に真価が問われるのであれば、
【自分がこの場所を去る時、「どんなことを言ってもらいたいか」を考え、
それを形にすべく、日々を生ききる】
ということこそが、
本当に重要なことではないだろうか
と。
自らが去る時に、
・◯◯さんと出会えて良かった
・◯◯さんがいたことで、会社の雰囲気がよくなった
・◯◯さんのお陰で、仕事が楽しくなった
・◯◯さんのお陰で、会社がこんなにも成長した
・◯◯さんのお陰で、チームの絆が深まった
、、、
願わくば、ぜひそんなことを言ってもらいたいもの。
間違っても、
・ただ、粛々と自分の仕事をしていた人、とか
・言われたことを黙々とこなしていた人、
なんて言われて嬉しい人はいないはず。
(ですよね?)
「7つの習慣」でもいいますが、
『第2の習慣 終わりを思い描くことから始める』
です。
ずっと続くものは、ない。
だからこそ、それが今の職場でも、人生でも、
“理想的な自らの終わり”に向けての、
一歩一歩を、しっかりと歩んでいきたいものだな、
そう、感じた次第です。
Kさん、まずはここまでお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました!
-------------------------------------------------------------------------------------
【本日の名言】
人の価値とは、
その人が得たものではなく、
その人が与えたもので測られるのです。
アルベルト・アインシュタイン
--------------------------------------------------------------------------------------
<編集後記>
何を与えられるか、
何を残すことができるか、、、
私自身、そのことを問いかけつつ、
これから何をなすべきかを考えたいな、と
最近ますます強く思ってきています。
(ご感想は、こちらからどうぞ↓)
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
<ご意見・ご感想お待ちしています>
※どんな些細なことでも、どれほどくだらないことでも、
皆さまのご感想、ぜひお聞かせください!
ご感想・ご意見は、ぜひ、こちらまで。↓↓↓↓
*
https://goo.gl/SRppG8 *
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
1日を5%元気にするメルマガ「未来習慣」 facebookページ
https://www.facebook.com/futurehabits/
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
* 紀藤 康行*
フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社
Mobile:080-4795-8424(優先) Tel:03-3264-7401
〒102-0075 東京都千代田区三番町5-7 精糖会館7F
http://www.franklincovey.co.jp/
【メール配信について】
※本メールは、不朽の名著『7つの習慣』に関するナレッジや、
自己成長の気付きなどについてお送りしております。
※記事中でご紹介している内容については、著者の個人の見解であり、
フランクリン・コヴィー・ジャパン(株)とは関係ありません。
※ビジネス&ライフに小さな変革を【未来習慣】の配信停止はこちら
⇒
https://www.future-habits.jp/