配信日時 2017/06/10 21:30

”「泳ぎのコツ」は腕が8割、足が2割”という原則から学ぶ人生訓【フランクリン・コヴィー・ジャパン紀藤】

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<本日のお話> 平成29年6月10日 (第1213号)

”「泳ぎのコツ」は腕が8割、足が2割”という原則から学ぶ人生訓

フランクリン・コヴィー・ジャパン紀藤

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(今日のお話 1894文字/読了時間2分)


■おはようございます。紀藤です。

本日は図書館で本を借りて、
今月の仲間とのテーマである、
「ポスト資本主義」について本を読み調べておりました。

、、、が、基礎知識が少なすぎて、
読んでは眠くなり、読んでは眠くなりで、全然進まず。


高校の時、勉強をサボっていた中で、
数学3のテストを受けた時のことを思い出しました(汗)


やはり勉強も順序が必要。
ちょっとずつ、わかるところから
理解を深めて行きたいと思います。


また、夕方からは8月24日に出場する
人生初トライアスロンに向けてスイムスクールへ。


目からウロコの話をたくさん聞き、
早く練習したい、とやる気に溢れております。



さて、本日のお話ですが、
そんなスイムスクールで教わった

「ラクに泳ぐコツ」

の話に絡めて、仕事や人生に役に立つと感じた気づきを、
皆様にご共有させていただければと思います。


タイトルは、


「泳ぎの推進力は”腕が8割、足が2割”という原則から学ぶ人生訓」。


それでは、どうぞ。



■プライベートのスイムレッスンに通い始めて、
本日で2回目。


前回は、「呼吸の仕方」などについて学び、
それを体育館のプールで練習して、
成果報告と共に2回目にのぞみました。


コーチからは、

「うん、いいんじゃない。
  いい感じでできてるよ」

というお言葉。


しかし、

”1キロ以上ラクに泳ぐためには
 まだまだ技術が足りない”
 
ということで、諸々指導をもらいました。

その中の一つが、
私が小中学校で習ったものとは全く違う、
目からウロコの話でした。


■コーチはレッスンが始まり、
しばらくするとこう言いました。


「じゃあ、次はバタ足、やめてみましょう。」


、、、


ん?バタ足をやめる?

小学校の頃、
ビート板で一生懸命バタ足の練習をしてきたのに?

そう素朴に疑問に思って、
コーチに聞いてみます。


「バタ足やめて、進むんですか?
  バタ足はプラスにもマイナスにもならない、
  ってことでしょうか?」



するとコーチは答えます。


「良い質問ですね。

 実際、泳ぐための推進力を作るのは、
 
  ”腕が8割、足が2割”くらいなんですよ。

  だけど、心拍を上げるのは(疲れる原因は)その逆。
  
  ”足が8割、腕が2割”なんですよ。」


「小学校で、ビート板で一生懸命練習させられたでしょ?

  あのせいで、”泳ぐためにはバタバタ、バタ足しなければならない”って思っちゃうけど、
  
  アレ、違うんですよね。


 正直、長い距離泳ぐなら、
 ”バタ足”頑張るのは、体力の無駄づかいです。

 チョロっとやるだけでいいんですよ」


と。


、、、知らなかった。

そして、その話を聞き、
手の動きを邪魔しない範囲で、
チョロっとバタ足に変えてみたのですが、
確かに、あまりスピードは変わらない。

そして、疲れない。


そんな驚きを覚えると共に、
ふと思ったのでした。


「この、バタ足のようなこと、
 もしかすると、人生で〈特に仕事で)
 結構やってるのかもしれないな、、、」

と。


■水泳と同じように、
あらゆる活動には、
同じ時間とエネルギーを使ったとき、

「成果に大きな影響をを与える活動」と、

「成果にさほど影響を与えない活動」

があると思います。


それは、言うなれば

”クロール”と”バタ足”の関係のようなものです。

私が一生懸命、推進力2割のバタ足をしても、
さして進まず、かつハアハア言っている状態を、

コーチが

「体力の無駄使い」

と表現したようなことを、
(仕事などで)やっていること、
結構あるのでは、と思うわけです。。


例えば、


・さして重要でもない社内メールを
 一生懸命、時間をかけて返す。
 (一声かければ済むのに)

・社内会議の議事録を、丁寧に一時間かけて作る。
 (誰もみないのに)

・汎用性が低く、あまり使えない企画書を一日かけて作る
 (受注確率もさして高くないのに)


みたいなこと。

これらの活動は、

”推進力2割の「バタ足」”


みたいなもの。


ビジネス風に言えば、

「生産性が低い活動」

といえるのでしょう。


■一生懸命やることは素晴らしいことですし、
大切なことではあります。

しかし、どうせやるならば、
適切な活動にこそ、一生懸命、
時間とエネルギーを使ってこそ、
成果につなげることができます。


”推進力2割の、バタバタしてもさして進まないバタ足”よりも

”推進力8割の、滑らかに水面を滑らせる美しいクロール”に

時間とエネルギーを投資したほうが、
きっと効率的だし、効果的なのでしょう。


ということで、仕事においても、
今の自分の状態を見つめ、分析し、、

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「推進力2割」の行動を考え、減らす。

 そして、「推進力8割」の行動に、

 時間とエネルギーを集中させる。
 
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ことを意識していきたいものだ、
そう思った次第です。


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【本日の名言】


最大の効果をあげるためには、
自分の得意分野に時間やお金を投資せよ。

ウォーレン・バフェット

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<編集後記>

今日は、まどろみの中、
ダラダラ本を読み、本を開きながら眠り、
気づけば15時になっていました。。(ちょっと後悔)

やっぱり、難しい本を読むときは、
その前に軽くランニングなどをして、
頭を冴えさせたほうがいいな、と思いました。

頭と身体は連動している!
なんて思った1日。

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