配信日時 2017/05/24 08:45

「人生はマラソンである」の格言が、本当に言わんとすること

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<本日のお話> 平成29年5月24日 (第1196号)

「人生はマラソンである」の格言が、本当に言わんとすること

フランクリン・コヴィー・ジャパン紀藤

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(今日のお話 1960文字/読了時間2分半)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は、生産性向上のための研修プログラム
「5つの選択」の研修のご提供でした。


急激に拡大している不動産系の会社様。

「生産性」という曖昧な言葉に関して、
全社員で共通認識を作りたい、
ということで実施をさせて頂くことになりました。

皆様、大変熱心にご受講いただき、

「学んだ手帳の使い方を、早速使ってみたい」
「そもそもの”生産性”の考えが目から鱗だった」
「楽しく、また生産性について深く考えることができた時間だった」

などのコメントを、
受講者の皆様よりいただきました。

本日も引き続き、研修の二組目が続きますが、
F社の皆様、何卒よろしくお願いいたします!

(★5つの選択 無料プログラム説明会はこちら
 https://www.franklincovey.co.jp/seminar/event/category/productivity/




さて、本日のお話です。


日曜日にチャレンジし、命からがら完走した、
100キロメートルウルトラマラソンの筋肉痛が、
ようやく寛解して参りました。

(段差が、本当に辛いです、、、)


レースが終わった今、
Facebookや、Messengerなどで、
一緒に走った14名の仲間同士、
今回のウルトラマラソンについて、
感想を述べあっていました。


今日は、その走り終わった後の感想を見ながら
思った学びがありましたので、
皆様にご共有させていただきたいと思います。


タイトルは、


”「人生はマラソンである」の格言が、本当に言わんとすること”。


それでは、どうぞ。



■日本最難関のウルトラマラソンの1つと呼ばれる、
野辺山ウルトラマラソン。


今年の大会、すなわち3日前の日曜日は、
この季節では珍しいほどのとてつもない暑さで、
通常60〜70%ある完走率が、
なんと45%という非常に厳しいレースでした。


ですから、14名の一緒に参加した仲間のうち、
完走できたのは、私を含め4名のみ。


完走した人たちも、
息も絶え絶えに完走した、
と言う状況でした。



■しかしながら、走り終わった後に
ウルトラマラソンの参加メンバーのNさんが、
こんな発言をFacebookに投稿していました。

そのタイトルは、


「この日のために、どれだけ汗を流したのか」


という投稿。


実は彼は、昨年、
野辺山ウルトラマラソンを完走しており、
今年が2回目のチャレンジでした。


余裕かと思いきや、
今回は、完走できなかった。


とてつもない暑さや、
前日の睡眠不足や、
体調不良、靴など装備品の不調、
などなど、「できなかった理由」はたくさんあるものの、

結局、彼が言わんとすることは、


『結局は

 「この日のために、どれだけの汗をかいたのか」
 
 という覚悟が足りなかった』

ということでした。


去年、ゴール3分前に完走した時は、
もっともっと汗をかいていた。

練習も、もっともっと走り込んで、自分を追い込んでいた。

もっともっと、完走に対する思いが強く、
準備も、万全にしていた。

、、、


つまり、

「勝負は、レース前に決まっていた」

ということ。


そして、Nさんだけではなく、
完走できなかった他の仲間たちも、
悔しさの思いとともに、
同じようなコメントをたくさん残していたのでした。


、、、


■「人生はマラソンである」

と、しばしば例えられることがあります。


これは、意味としては


”どれだけ長い道のりでも、
 一歩一歩進めていけば、ゴールにつながる”


という、意味で使われることが多いと思います。

努力、とか
あきらめない心、とか
継続する力、とか

そういった、

「一歩一歩の積み重ねが人生に似ている」

という、そんな格言なのでしょう。



■しかし、改めてレースを終え、

「人生はマラソンである」

の意味を、改めて深く考え、
思うのです。


それは、

「人生はマラソンである」の本当の意味とは、


”その本番のために、どれだけの汗をかいてきたのか”
という言葉に示されるような、


【レースの華々しさの裏にある積み重ねの価値】


だと思ったのです。



■レース中は、いろんな人から応援されます、

応援してくれる街の人、
一緒に出場してくれる仲間、
家族、友人。


しかし、レースの前は、違います。

練習の時間は、


地味で、
誰にも褒められず、
自律心を試され、
愚直さを求められ、
思いの強さを問われ、
継続を問われる、


平凡で、でも試される毎日の
繰り返しなのです。


でも、それを乗り越えた人だけが、
成功の果実、達成の喜びを味わうことができる。


そして、そのプロセスこそが、

「まるで、人生の縮図のようである」、

と思うのです。




■繰り返しになりますが、

「人生はマラソンである」の、
私が思う、本当の意味とは、


【「地味で、誰も見ていないところで、どれだけの汗をかけるのか」

 が、人生の成否に影響与える】
 

ことだと思います。




「人生はマラソンである」。


人が見ている、賞賛される場での、
一歩一歩の積み重ねは、やりやすいもの。

しかし、人が見ていない、地味な毎日で、
どれだけたくさんの汗をかけるのか。


このことが、
「人生はマラソンである」の言葉の背景にある
深いメッセージなのではなかろうか、

そんなことを、と思った次第です。



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【本日の名言】

誰でもある時期、情熱的になることはある。
ある人は30分間熱中できるし、ある人は30日間続く。
しかし人生の成功者は30年間情熱が続く人である。

エドワード・B・バトラー
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<編集後記>

先日の

『100キロウルトラマラソン体験記 ―今この一歩に、魂を込める―』(1294号)
https://www.facebook.com/futurehabits/photos/a.442521319285620.1073741828.363265760544510/617463671791383/?type=3&theater

にご感想をいただきました。


(ここから)
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紀藤さん

メルマガではいつもたくさんの刺激をいただいております。

今回は野辺山100キロ、完走おめでとうございます!!!
暑い中、非常に厳しいレースでしたね。

レースの終盤で迎える永遠に続くような激坂。
ウルトラランナーたちに「そう簡単ではないよ」と試練をあたえ、
これまでも数々のレースに出場している猛者(ヘンタイたち)をも試される坂。

まだか、まだかと、まさにゾンビのように歩きながら(当然私もその一人)
頂上を目指す中、紀藤さんは「本当の魂の走り」を見せていたんですね!
まさか、まさかです!!

今回の出場にあたっては、準備段階から
様々なプレッシャーがあったことと拝察します。

自分自身と向き合い、信じ疑わず、愚直に一歩ずつ進むことで
ご自身のゴールへと辿り着いたんですね。
本当にお疲れさまでした!!

私も身体はボロボロ、本日は休みを取っておりましたが、
それでも通常営業に戻れるまでには少々時間がかかりそうです。

これからも紀藤さんのチャレンジングな活動、
ご活躍を楽しみにしております。

T.O様(男性)

追伸、
次は富士登山競争です。
富士山山頂を目指して一目散に駆け上がってきます!

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Oさん、ありがとうございます!

特にOさんからそう言っていただけると、
ものすごく嬉しいです。

Oさんは、社内ファシリテーターとして活躍されており、
偶然レースで一緒になったのですが、
日本屈指の難関レースにて確か100位くらいのとてつもない実力者です。
(私も全然知らず、記録を拝見して、驚きを通り越して感動していました)

そんな方からお言葉をいただくのは恐縮ですが、
きっと私以外にも走りきった全ての人に言える賞賛の言葉が、今回のOさんのメッセージだと思います。

改めて、「準備段階からのプレッシャー」の意味と重みを、
頂いたコメントから思い返させていただきました。

本番の一歩一歩も大事ですが、
「準備段階の一歩一歩」もさらに大切ですね。

引き続き、お仕事でもランでも、
どうぞよろしくお願いいたします!

富士登山競走でも激走を見せてくださいね。
また結果楽しみにしております。


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