配信日時 2023/09/25 21:00

自分の顔が好きですか~ニュースレター vol.267~

〇〇〇〇さん
 
こんばんは!
 
さあ、1週間がたちました。
先週の月曜日は祝日だったので、より一層早かったような気がします。
皆さんは、いかがお過ごしでしたか?
 
 
 
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外見コラム
~自分の顔が好きですか~
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クライアントさんの紹介で「光野桃」さんを知り、コーチの青木理恵さんからも読んでらっしゃった本を譲っていただきました。
 
「おしゃれの視線」という本の中での言葉を皆さんに紹介したくなりました。
引用します
 
 
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「自分の顔が好きですか」
 
日本にいたときはまったく意識したこともない自分のもって生まれた容姿が、特別にクローズアップされ褒めそやされる。黒い髪、すべらかな肌、丸い輪郭、、、。
それは今まで経験したことのない、なんともいえずむず痒いような不思議な気持ちだった。そしてこれがあの、”奇妙な日本人メイク”を生む最初のキッカケなんだわ、と気がついた。
 
それは長く外国生活をし現地に溶け込んでいる日本人によく見られる、ある種のパターン化されたメイクのことである。
 
限りなく細く、しかもくっきりと描かれた眉、太く黒々と目の周りを囲むように引いたアイライン。なぜか口紅、ファンデーションは塗られていない。日焼けして乾燥した素肌に、ハンで押したようなおかっぱ頭。
 
仕事に出かけたさまざまな国で、こんなメイクの日本人女性たちをよく見かけた。一緒に仕事をし、話をしてみればそれぞれにキャラクターがあり、ひとりひとりの個性ははっきりと違っているのに、顔にぴったりと張り付いたその仮面のようなメイクはみんな同じ性格に見せてしまう。
 
いったいなぜそうなってしまうのか。私は外国暮らしをすると決まったとき、密かに、いつ自分がそういう顔になるか、あるいはまったくならないか、実験してみようと思っていたのだった。
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これはファッション誌の編集者だった光野桃さんが、イタリアで初めて美容院に行ったときに「日本人の髪のすばらしさ」を褒められたときのエピソード。
 
私も12歳くらいまで海外にいたので、”奇妙な日本人メイク”のくだりを読んでニヤっとしてしまった。色々な人の顔が浮かぶ。
顔が浮かばない人は中村江里子さんを想像するといいと思う。
彼女は自信の上品さとエスプリをプラスして、”奇妙”ではないけれど似た要素を兼ね備えてる。
 
これは何も「海外在住時」だけに起こることじゃない。
港区女子だって、美魔女アラフィフだって”奇妙な無個性の顔”をしている。
 
その理由は、ここにあると思う。
 
 
 
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冷静に考えればそれはとても滑稽なことだ。他人の目という基準だけで自分の価値が変動相場のように上がったり下がったりするなんて。
 
(中略)
 
自分の個性が曖昧なところに、ウケの嵐がやってくる。自分の心地よさよりもウケることが優先して、果てしなくそれに合わせて変えていこうとしてしまう。それが幸せへの道だと勘違いして______
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この”ウケ”の話は、結構根深いと私は思っている。
映画「Barbie」を、この夏、2回も私は見に行ったのだけど、忘れられないシーンがある。
 
バービーが、バービーの世界(女が強い世界)から現実世界に来た時。
 
ローラーブレードで、ピタピタのレギンスにレオタードのような衣装でロスのベニスビーチに着いた。
 
 
すると「暴力的な視線」で自分が見られていることに居心地が悪くなる。
対して似たような格好のケンは「全然暴力的な視線じゃない!気持ちよい!」と「視線」の違いを書いたシーン。
 
実際に視線だけでなく卑猥な言葉ではやしたてられるワケだけど・・・
 
 
思い返せば中学生の頃から、コンビニ前でたむろしてる男子の集団の前を通るのが嫌だった。高校生になると、工事現場の前を通るのが怖かった。
 
男性の集団は「値踏みをする目つき」で、こちらを見てくるからだ。でもそう言うと自信過剰にとられてしまうだろうか、「お前なんか誰も見てね~よ」って。
 
 
いや、そうじゃない。粗野な男性はいつも「アリかナシか」で女性を見ているような気がする。
 
「ナシ」にされたくない___これが”ウケ狙い”の始まりな気がする。
 
女の偏差値は「見た目」
そんな時代が長い、実は今もなお続いている。それが切ないなあ、と最近思う。整形を怖がらない若い女の子。
たるんだ皮膚を簡単にリフトするアラフォー女性。
 
それは「自分のためだ」
自分が自信を持てるから。自分の顔が好きになれた方が人生良いことばかり。
 
本当にそれでいいのかな。
悪いと批判する気持ちはないけれど、賛成できない気持ちを私が持つ権利もある。
あなたは、どう感じてる???
 
 
 
もう一つ光野桃さんの本から引用したい。
 
 
_ _ _ _ _ _ _ _ _
 
「あなたが日本人顔として一番美しいと思うメイクを、私にしてみて」と頼んだ。
小一時間ほどの間にメイクはできがあった。それは決して変わったアイシャドウもアイラインも使っていない、ごくナチュラルなメイクだった。
にもかかわらず、なぜか鏡の中には見慣れない香港女優が映っていた。彼女のウデは確かにいい。でも、これは私の顔じゃないわ、と心の中でつぶやいた。
 
(中略)
 
誰よりもまず自分自身が本当に納得し、愛せる顔でなければ意味がないのだ。そうでなければ人にも感じのよさを与えることなどできないはずだ。
暮らす環境や刺激のある出会いを柔軟に受け止めて、よい影響を受けていきたい。その一方で、誰とも比べることのできない”自分の価値”に自信を持っていたいと思う。
”自分の顔”をいつくしみ、作り上げることができるのは、他の誰でもない自分だけなのだから。
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _
 
 
 
スマホを開けて自分の映った写真を探してみた。
多分、私は世間の40代女性の中でも自分が映った写真がとても多い方に入ると思う。
 
それでも自分の好きな自分の写真、というと全然なかった。
 
もっと言えば「自分の顔が好き」な写真なんて、ない。
 
今年に入って、メイクやスキンケアを見直しているけれど、シミが増えてたるみが出てきた。綺麗になるためにメイクをしているんじゃなくて、食い止めるようにメイクをしているような気がする。
 
メイクが終わっても娘(16)の感じている「今日も可愛くできた」なんて気持ちは皆無だ。でもここで諦めると、どうなるかは知っている。
 
 
 
鏡を見なくなり、写真を撮らなくなり、なんとなく誤魔化すように外見なんて関係ないわと、素知らぬ素振りで過ごすようになる。
そして新しいアイテムにチャレンジするのもおっくうになり、買い物にいき試着も嫌になる。
似合っていた服が顔と合わなくなって、鏡に映る自分を受け入れたくなくなる。
新しい人に会うのも嫌になる。今の自分が初めましてなんて、耐えられない。本当は私ももっとこうだったのよ、と伝えたくなる。
 
 
だから、今日も鏡を見る、新しいアイシャドウを買う。
今日の私を、今日も私は受け入れる。
 
 
<参考図書>
光野桃|おしゃれの視線・私のスタイルを探して
 
 
 
 
 
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追加で
「無遠慮な男性からの視線」をデコレーションするには
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さきほどチラッと描いた品定めされるかのような
「無遠慮な男性からの視線」について。
 
これは40代、50代の女性が処理すべき不快で深い問題だと思う。
特に老若男女が入り混じって一緒に仕事をするようになるであろう、これからに向けて。
格好良くスマートな大人でいたければ、自分なりの結論を出しておきたい。
(皆さんにも、それぞれの結論があるはず)
 
 
「視線」というのは「自分がここにいる」と実感する一つのきっかけだと思う。
どうであれ視線がくる、ということで自分の存在を感じる。
 
 
けれども「オバサン」になると視線を感じなくなる。
街の中で透明人間になったかのような気持ちになる。
最初に、そう感じたのは「母」になったときだった。
 
スイミングの受付で、小児科で、バス停で。
視線がくるのは圧倒的に女性からになった。
しかも視線の大半は子供に向けられている。
それまで目立ちたくなかったし、自意識過剰気味な自分を持て余していた私は、ほっとした。
誰も自分を見ていないという事実に。
 
「子供の付き添いをしている若いお母さん」であれば、女性の視線は優しく、無遠慮な男性の視線も感じなくなった。
 
 
・・
 
 
子供の成長と共に、一人で出かけることが増え、内観が進み自立が進んだ私は「自分らしさ」について考えるようになった。
他人の視線を自分はどうデコレーションしたいのだろうと考えるようになった。
簡単な言葉でいえば「どう見られたいか?」ってやつだ。
知っている人から出なく、知らない人からどう見られたいのだろう?
 
特に「女性として、男性から」
ここをクリアーにしておくと、50代の服選びがぐっとあか抜けると思う。
 
私が一番嫌いな言葉が「オバサンだけど、イケる」という言葉。
 
絶対に、そんな視線は欲しくない。
こっちにも選択肢はあるはずだろう。というか、そもそも男女を超えて「人として接する」ことを求めてる女性が多いことに、気が付いて欲しい。
 
 
・・
 
 
「女と思えない」というのが誉め言葉だった時代もあった。
「うじうじしてなくて、女っぽくないからいい」
「面倒な事言わないのがのがいい」
「大人だから一緒にいて楽」
 
私は普通に面倒くさい系こじらせ女子群だと思う。
それを、どうデコレーションするかが外見戦略なのだ。
 
私は私自身で実験をしていて、髪が長い時、短い時、革パンの時、スカートの時、デニムの時、メイクが濃い時、薄い時、
で街の人からの視線はどう変わるのか。
 
そして自分は、どの視線が心地よいのか。
 
 
ちなみに鷲田清一先生は「哲学を着て街を歩こう」という本の中で「他人の視線をデコレート」という文を書いています。
 
外見戦略において、迷ったときに思い返す言葉です。
 
 
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人は、不完全なままが完成品である。
 
2.
「自分が分かる」をゴールにしていると、自分が理解できない部分について聞こうとせず、自分が理解できる範囲に狭めてしまう。
自分の世界を広げたい、成長したい、人と深くかかわりたい、と思うなら一生解けない問題を抱えてると思って聞くがいい。
 
3.
本音で話す事。
気持ちがこもっていなければ、ただの正論。気持ちがこもっていれば「私の意見」気持ちがこもっていることを伝えられるように工夫してこそ、コミュニケーションだと思う。
 
4.
対等な関係性であれば「言いなり」になる可能性がなくなる。
自分と相手との関係性をフラットに見つめること。
私の見解としては夫婦であれ、親子であれ、人として対等だから意見を言う権利もあるし、相手の権利を尊重する義務もある
 
 
 
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さあ、さあ、とっても長くなってしまいました!
 
今週も最後まで読んでくださって感謝です。
有難うございます。
 
 
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それではっ
 
 
Monica.
 
 
 
 
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