コロナの影響で
実家には帰らなかったのですが
実は、帰ってたとしても
どう過ごしてただろうなぁと。
例年
元日は父方の実家に集まり
昼ぐらいから飲み始める
って感じで過ごしてました。
で
その集まる家ですけどね
父方の祖父・祖母は
ずいぶん前に他界してて
男3人兄弟の長男である
うちの父親がその家に住んでたんです。
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でね、去年
その3人兄弟で相談をして
その家を処分したんですよね。
だから
今年帰省してたとしても
正月に集まるところが無くて
実家にいつづけたのかなぁと。
妹家族が来てくれたら
姪っ子甥っ子と遊ぶだろうけど
それ以外はどうしてたかなぁと。
小さい時からずっとあった
その家がないというのは
まだ実感がなくて
むしろ帰らなかったから
その寂しさ虚しさを
感じずに済んでよかった
なんとなく
そんな気がしています。
で、話は変わって・・
その今はもう無い
父方の実家の床の間に
昔からずっと飾られてた
掛け軸があったんですよ。
達筆すぎて
全然読めなくてね笑
今まで大して
気にはしてなかったんだけど
ちょっと調べてみました。
今日はそれを
紹介させていただきます。
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徳川家康公 遺訓
人の一生は重荷を負うて
遠き道を行くがごとし。
急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。
心に望みおこらば
困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、
怒は敵と思え。
勝つことばかり知りて、
負くること知らざれば
害その身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。
<超訳>
人の人生というものは、
まるで重い荷物を背負いながら、
長く遠い道を行くようなものだ。
だから急がず、焦らず、
ゆっくりと進むのが良い。
不自由だと感じるとき
実はそれが本来の状態であり、
それ以上はすべてありがたい。
何か欲が生じたときは
苦しく困った時のことを
思い出すのもいいだろう。
耐えたり我慢したりすることが
無事に平穏な日々を送る秘訣である。
怒りは良くない、敵だと思いなさい。
勝つことだけを考たり
勝った経験だけだったりするよりも
負けることを知ってたり
負けたことがあったりすることが
とても重要であり必要である。
どんなことも人のせいにするのではなく
自分の行動や考え方を振り返りなさい。
そしてどんなことも
やり過ぎてしまうよりも
足りないと思っている方が良い。
そう思っていたら
きっといつかうまくだろうから。
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長い人生を後から振り返ったら
2020年はきっと強く記憶に残る
そんな1年だったんじゃないかな。
そんな2020年の
少し不自由だったり不安だったりした
その状態がベースだと捉えたら
今年はきっとそれ以上になるし
何かあったとしても
去年の経験や体験や想いが
活かされるんじゃないかな。
と
ちょっと何となく思ったので
正月の気分に
合うかどうか分かりませんが(苦笑)、
お伝えさせていただきました。
サンプル1
引き続き良い元日をお過ごしください!
ではまた
明日もメールしますね。
・・とは言えね
この遺訓の真意って
耐えろとか我慢しろとか
そういうことではなく
人として
楽しく充実しながら過ごすためには
つらいことなんて何もないんだよ。
すべては当たり前ではなく
すべてがありがたいんだよ。
と
言っている・・・
ような気がします。
(個人の感想です)